ウエブサイトやSNSによる情報拡散に伴い、一般市民の立ち入りが禁止されているオアフ島西部にあるアッパーマクア洞窟への無断立ち入りが増加している。
アッパーマクア洞窟は、米陸軍が州当局から借用して管轄している私有地で、周辺住民は「洞窟内にゴミを不法投棄されたり、落書きされることもあり、貴重な文化的遺跡が破壊されています」とコメントしているほか、軍当局も、洞窟周辺には不発弾が埋まっている可能性があるほか、急こう配の斜面で転倒して負傷する人なども増加しており、一般市民は立ち入りべきではないと警告している。
アッパーマクア洞窟へのハイキングを行った場合、違反者に対しては$100の罰金が科せられるものの、不法侵入するハイカーの数は増加しており、当局では、将来的に洞窟へ侵入できないよう、フェンスの設置なども検討されている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ