ホノルル市当局は11日(月)、前日の10日(日)に飼育先のホノルル動物園から脱走していた2羽のアフリカジサイチョウのうち、1羽を無事に捕獲することに成功したと発表した。
ホノルル動物園では10日(日)、サイチョウが飼育されている囲いの上に強風で飛ばされてきた樹が落下。囲いにできたスペースからサイチョウが飛んで脱走し、捕獲作戦が展開されていた。
当局によると、11日(月)の午前中、脱走したサイチョウのうち1羽をホノルル動物園近くのバニアンの樹で発見し、無事に園内の飼育施設に戻すことに成功したとしている。
なお、脱走した2羽のうち、まだ1羽は発見されておらず、当局では市民からの目撃情報を求めている。
アフリカジサイチョウは、国際自然保護連合によって、絶滅の危機が高い「危急種」に指定されているほか、南アフリカ政府では「絶滅危惧種」に指定されている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ