飲酒運転の厳罰化を検討

2019.02.04

日刊ローカルニュース

ハワイ州議会では、飲酒運転の厳罰化を検討している。

オアフ島では先月28日(月)、飲酒運転のトラックが信号待ちをしていた歩行者の列に突っ込み、3人が死亡する事故が発生。議会では今回の事故を受け、飲酒運転の厳罰化を進めるべきとの意見が出ている。

米高速道路交通安全事業団によると、ハワイ州内で発生した交通死亡事故のうち、犠牲者の3人に1人は飲酒が原因で亡くなっており、この割合は全米で5番めの高さとなっている。

議会では今回、飲酒運転の厳罰化の一案として、過去に飲酒に関して有罪を受けた人に対するアルコール飲料の販売を行わないとする案のほか、飲酒運転者の尿や血液を検査する研究所の設置といった案が検討される見込みとなっている。

ハワイ州では、オアフ島のみ飲酒運転者の尿や血液を検査することが可能で、他島では、採取された尿や血液を米本土の施設へ送付して検査を行っており、検査に時間やコストがかかることも指摘されている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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