アメリカ海洋大気局(NOAA)が発表した最新の調査結果で、2018年中にハワイ諸島で誕生したモンクシールのベビーの頭数が、過去最高を記録したことが明らかになった。
今回発表された調査結果によると、今年11月時点でハワイ諸島内で誕生したモンクシールのベビーの頭数は30頭で、2013年度に記録した21頭を大幅に超える記録となっている。
NOAAではこのほか、今年出産したモンクシールのうち、8頭は初出産だったことも明らかにしている。
なお、ハワイアンモンクシールは絶滅危惧種に指定されており、当局では、海岸などでモンクシールの姿を見つけた場合には、一定の距離をおいて観察するよう市民に注意と協力を呼びかけている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ