オアフ島にある海のテーマパーク「シーライフパーク」は、同園で飼育されていた雌のハワイアン・モンクシール「ラムチョップ」が永眠したと発表した。32歳だった。
「ラムチョップ」は、約2歳の時に1987年に北西ハワイ諸島にあるフレンチフリゲート瀬で衰弱した状態でいるところを救出され、その後、シーライフパークで飼育されていた。
関係者によると、ラムチョップは多くのモンクシールに関する研究などに貢献。過去40年間に世界中で何万ものモンクシールを死に至らしめていた病原菌に対するワクチンの開発などでも活躍したとしている。
なお、ラムチョップの死因は、高齢に伴う肝機能の急激な低下が原因だった。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ