ハワイ大学(UH)マノア校を4年で卒業するネイティブハワイアン系とフィリピン系の学生の割合が、過去8年間で増加。とくにネイティブハワイアン系の学生の4年での卒業率が約3倍を超えていることが明らかになった。
今回発表された調査結果によると、ネイティブハワイアン系の学生の4年での卒業率は、2010年度の10.3%から2018年度には32.3%に上昇しているほか、フィリピン系の学生も2010年度の13.8%から37.7%に増加。また、UHを4年で卒業した学生の全割合も35.2%を記録している。
UHでは、ネイティブハワイアン系の学生とフィリピン系の学生に役立つプログラムの構築に力を入れており、UH関係者は「我々が取り組んでいるプログラムが効果を発揮していることの現れです」とコメントしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ