オアフ島カイルア地区にあるパリレーン・ボウリング場が、ハワイ州歴史地区審査委員会によって、歴史建造物として指定される可能性が浮上している。
パリレーン・ボウリングは、同地区の再開発を行っているアレクサンダー&ボールドウィン社によって、閉鎖と建物の取り壊しの危機に直面していたものの、パリレーン・ボウリングを守ろうとする地域住民の有志の会の働きかけにより、今回、州歴史地区審査委員会が同建物を歴史建造物に指定する可能性が浮上している。
関係者は、パリレーン・ボウリングが歴史建造物に指定された場合、再開発計画が頓挫する可能性があると指摘。アレクサンダー&ボールドウィン社では、建物をそのまま残すことは問題ではないものの、ボーリング場以外の建物の活用法も検討しているとしている。
なお、パリレーン・ボウリング場は現在も営業中で、アレクサンダー&ボールドウィン社では、パリレーン・ボウリングとの賃貸契約を2020年1月まで延長したほか、4カ月間は賃貸無料で貸し出している。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ