最新の調査結果で、10月中にハワイを訪れた訪問者が、州内で消費した金額の総額が、3年ぶりに下落したことが明らかになった。
今回発表された調査結果によると、今年10月にハワイ州を訪問した訪問者の州内消費総額は、昨年10月と比較して0.7減の13憶1,000万ドルで、2015年5月以来、初めて消費総額が下落している。
ハワイ州観光局関係者は、州内での訪問者の消費総額が下落した原因について、米本土からの訪問者は増加したものの、日本、中国、韓国などからの訪問者数が下落しており、訪問者が州内で消費する金額がただ少なかっただけではないかとコメント。長期にわたったホテルのストライキはあまり関係していないだろうとしている。
なお、10月中の中国からの訪問者数は前年比35%減、韓国からの訪問者も前年比31%減となっており、当局では、これらの国からの訪問者の数が、今後の旅行業界になんらかの影響を与えるようになるかなどを注視していきたいとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ