ミサイル攻撃の誤報で州を提訴

2018.11.29

日刊ローカルニュース

今年1月13日に起こったミサイル攻撃に関する緊急警報メッセージの誤報により心臓発作を起こしたとして、ハワイカイ在住の男性が、州政府に対して損害賠償請求を起こしたことが明らかになった。

今回、州を相手取って訴訟を起こしたジェームス・ショーン・シールドさんによると、ミサイル攻撃の緊急警報メッセージを受け取った約15分後に胸の痛みを訴えて緊急治療室を訪れ、心肺蘇生法(CPR)を受けたと主張。州当局が緊急警報メッセージ発信直後に誤報であるとの通達を出していれば、心臓発作は起きなかったとしている。なお、シールドさんの担当医師は、シールドさんは過去に心臓発作を起こしたことはなく、緊急警報メッセージを受け取ったことが心臓発作を起こす原因になったとしている。

ハワイ州内では、1月13日の緊急警報メッセージ発信から1時間以内に、転倒した89歳の男性や自動車事故を起こした37歳の女性、情緒不安定となった37歳の女性などが、救急隊員らによって対応されたことが確認されている。

なお、ハワイ州当局は、ミサイル攻撃の誤報に関して、さまざまな不手際があったことは認めているものの、今回、シールドさんが起こした訴訟に関しては現時点でコメントしていない。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

キーワードから探す
ジャンルから探す
島・エリアから探す
島・エリア
CLOSE
CLOSE
お店を探す
ジャンルから探す
島・エリアから探す
目的別一覧ページ
はじめての方へ
CLOSE
CLOSE
page top