51日間におよぶホテルのストライキが終了

2018.11.28

日刊ローカルニュース

10月8日より行われていたシェラトンワイキキ、ザ・ロイヤル・ハワイアン、ウェスティンモアナサーフライダー、シェラトンプリンセスカイウラニ、シェラトンマウイの5つのホテルに勤務している従業員従業員約2,700人が参加して行われていたストライキが、27日(火)合意に達し、ストライキが終了することが決定した。

ホテル従業員の労働組合ローカル5によると、ホテル運営側との話し合いにより、ホテル従業員の給与、年金、児童または高齢者への諸手当などの増額が決定。今後1年の間に、チップを受け取らない従業員の時給が$1.50アップ、チップを受け取る従業員の時給が75セントアップとなるほか、2021年度までには、従業員の給与と諸手当などの総額が、現在より1時間あたり約$6増となるとしている。

なお、今回の労働条件に関しては、労働組合に属している組合員の99.6%が承認。29日(木)より従業員らが職場復帰するとしている。

今回のストライキは、過去50年間でもっとも長い51日間という長丁場のストライキとなったため、ホテル側と労働組合が合意に達したことで、ストライキ中の多くの従業員らからは、安堵の声があがった。

ハワイ州のホテル業界でもっとも長いストライキの期間は1970年に行われた75日間のストライキで、この時には約2,000人の従業員が参加していた。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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