Chronicle of Higher Education’s Almanac 2018が発表した最新の調査結果で、オアフ島にあるシャミナード大学が、全米でもいろいろな人種の生徒が在学している多様性のある大学に選出されている。
シャミネード大学では、在籍している生徒の約22%がネイティブハワイアンまたは環太平洋地域出身の生徒となっており、同調査では、シャミネード大学について、全米でもっともネイティブハワイアンまたは環太平洋地域出身の生徒の在籍数が多く、多様性のある大学であるとしている。
シャミネード大学のリン・バビントン学長は「同校はネイティブハワイアンに関することに重きをおいたカリキュラムも提供しており、ネイティブハワイアンの人々に高等教育を提供することを優先しています」とコメント。2017年度には同大学に在籍しているネイティブハワイアンまたは環太平洋地域出身の生徒の割合は全体の30%以上だったとしている。
1955年に創設されたシャミネード大学は、長年にわたってネイティブハワイアンの教育に尽力。2015年にはカメハメハ校と提携し、より多くのネイティブハワイアンの学生に科学、技術、工学、数学系の学位を授けることを目的としたホノルルSTEM奨学金プログラムなども設立している。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ