アリゾナ州立大学やハワイ州女性地位向上委員会などが行った最新の調査結果で、ハワイ州の男性11人中1人が出会い系サイトを利用し、金銭を支払って性的関係を持つ相手を探した経験があることが明らかになった。
今回発表された調査では、研究者らが人気の高い出会い系オンラインサイト2つに出会いを呼びかける広告を掲載。広告掲載後24時間以内に電話やテキストなどで問い合わせをしてきた人数が、ハワイ州はシカゴやデンバー、ボストンなどの大都市と比較しても非常に多かったほか、その多くの問い合わせ電話番号がハワイ州の州番号である808からだったことも明らかとなっている。
研究者らは今回の調査結果について「今回の調査で、ハワイ州内で出会い系オンラインサイトを利用している男性の多くは、ハワイを訪れている旅行者か軍関係者であるとされていた定説が覆されました。当局が取り締まりを強化しない限り、ハワイ州における性犯罪はなくならないでしょう」とコメントしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ