太平洋ハリケーンセンターは、ハワイ諸島にハリケーン「オリビア」が接近しているとして、市民に対して準備と注意を呼びかけている。
ハリケーンセンターによると、オリビアは10日(月)8:00の時点で、カテゴリー1の勢力を維持しながら、ハワイ島ヒロの東北約475マイル、ホノルルから東に約630マイルの位置を時速8マイルのスピードで移動中で、11日(火)には熱帯低気圧に変わると予想されているものの、ハワイ諸島に早ければ11日(火)夜から大雨や強風などの影響をもたらす可能性があるとしている。
なお、10日(月)の時点で、ハワイ島とマウイ島には熱帯暴風警報が発令されているほか、オアフ島には熱帯暴風注意報が発令されている。
オリビアは今シーズン、東部太平洋地域で発生した9つめのハリケーンで、先日ハワイ諸島に接近したハリケーン「レーン」は、ハワイ島に記録的な大雨をもたらしたほか、カウアイ島では洪水を引き起こすなどしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ