ハワイ州当局では、全米で鎮痛剤として使われる医療用麻薬オピオイドの過剰摂取や乱用の問題が深刻化していることをうけ、不要になった処方箋薬を当局が回収、処分することを目的とした「ハワイ・メディケーション・ドロップ・ボックス・プログラム」を開始している。
今回当局がスタートした新プログラムは、不要になったり使用期限が切れている処方薬を廃棄できるボックスを、州内各地に設置するというもので、処方薬の誤飲や過剰摂取、乱用を防ぐことを目的としているほか、不要になった処方箋薬を破棄することによって引き起こされる可能性がある、環境汚染等の防止も目的となっている。
なお、不要な処方箋薬を破棄できるボックスは、各島の警察署などに設置されており、今後、マウイ島では6台、カウアイ島で3台、ハワイ島で8台などの導入も予定されている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ