せっかくのハワイ旅行。思いっきり楽しみたいけれど、本音を言えばなるべく一定の予算以内でコスパの良いハワイ旅行にしたいという方も多いのでは?
交通費、宿泊費、食事代など、旅行にかかる出費を少しでも抑えてお得なハワイ旅行を楽しめるよう、旅行を計画する段階から旅行中にかけての節約術をご紹介します。
※この記事は2023年9月4日に公開したものです
ハワイ旅行の節約術もくじ
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ハワイ旅行が安い時期を狙う
ハワイ旅行でもっとも費用がかかるのは航空券代金と宿泊料。ハワイの観光シーズンには、超繁忙期&繁忙期のピークシーズンと、閑散期のオフシーズンがあり、多くの人々が旅行しやすいお盆や年末年始などのピークシーズン中は航空運賃もホテル料金も大幅にアップします。
★超繁忙期
日本の年末年始、そして12月のホノルルマラソン前後や8月のお盆シーズンは旅行費用がもっとも高額となる超繁忙期となり、航空券も宿泊費用も高額となります。
★繁忙期
3月後半から4月前半の春休み時期と、7月半ばから8月末までの夏休み期間中は繁忙期となります。また、4月下旬~5月上旬のゴールデンウィーク時期や9月のシルバーウィーク時期も一時的に旅費が値上がりとなります。
★閑散期
1月半ばから3月前半まで、そして5月のゴールデンウィーク終了後から6月中旬など、日本の学期中は閑散期となります。さらに、9月~11月も閑散期となるため航空運賃とホテル料金が下降しますが、10月前半のアメリカの秋休みと11月後半の感謝祭期間中は、ホテルの宿泊料金などが割高となります。
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格安航空券を購入する
●特典航空券を利用
マイルを貯めて特典航空券に交換すると、飛行機のチケット代金は無料になります。航空会社のマイルを貯めているなら、マイルを特典航空券に交換するのが最も安くハワイに行ける方法です。ただし、航空会社では通常、航空券代金の基本運賃とは別に燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)と空港使用料を徴収しています。航空券を購入する際は、支払う旅行代金の総額に燃油サーチャージが含まれているかどうか確認しましょう。この燃油サーチャージは、航空券の予約クラス(エコノミー、ビジネス、ファースト等)や旅行シーズンにかかわらず路線ごとの定額制になっていて、2カ月ごとに料金の見直しが行われています。
なお、2023年8月時点の日本=ハワイ間の燃油サーチャージは往復で35,000円前後となっています。
【燃油サーチャージ代の目安】
JAL 18,400円(片道/旅行開始国が日本の場合)
$134(片道/旅行開始国が日本以外の場合)ANA 16,000円(片道/旅行開始国が日本の場合)
$105(片道/旅行開始国が日本以外の場合)ハワイアン航空 18,400円(片道/旅行開始国が日本の場合)
$134(片道/旅行開始国が日本以外の場合)ジップエアー 不要
●航空券比較サイトを利用する
航空会社、LCC、旅行代理店が取り扱う航空券を一括で比較でき、最安値でのチケットの購入が可能な航空券比較サイトの利用もおすすめです。航空券を比較したり検索したりした後、それぞれのサイトに移動してから予約する必要があるため、時間と手間はかかりますが航空券を安く購入するおすすめの方法です。●パッケージプランに申し込む
航空券のみを購入するより、ホテルや食事、アクティビティなどが付いたパッケージツアーの方が安い場合もあります。最初から航空券とホテルがセットになっていて、申し込みが簡単に行えるのがポイント。航空会社やホテルを自由に選べないのがデメリットですが、現地で日本語スタッフがサポートしてくれたり、特典があったりと、人によってはメリットのほうが多い場合もあります。●航空会社の「早割」制度を利用する
「早割」とは、航空券の予約・購入タイミングが早ければ早いほど航空券の割引率が高くなる制度で、航空会社によって、330日前、75日前などさまざまな早割プランがあります。早割制度を活用する場合、旅行の日取りを早めに確定する必要があること、キャンセル料がかかる場合があることがありますが、最大70%の割引が適用されることもあるので、早めに予定が立てられる方はぜひ活用してみてくださいね。
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コスパの良い宿泊先を選ぶ
航空券を予約したら、次は宿泊先を探しましょう。ハワイでの滞在先は、ホテルのほかバケーションレンタルなどもあります。
●ホテル
ホテルの予約は、ホテルの公式サイト、旅行サイト、旅行代理店などから行うことができます。ハワイのホテルの多くは日本語サイトがあるため、公式サイトから予約するのもそれほどハードルが高くないほか、公式サイトから予約すると、特別レートでの予約やリゾート料金の免除、朝食無料などの特典を受けられる場合もあります。
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●バケーションレンタル
新たな滞在スタイルとして注目がアップしているバケーションレンタル。フルキッチンや家具がそろったコンドミニアムを利用するバケーションレンタルは、部屋あたりの料金設定のため、宿泊可能人数内であれば、何人で宿泊しても料金が同じ。家族や友人と一緒に滞在すれば宿泊料金がトータルで安くなる場合もあります。また、キッチンがある部屋に滞在すれば、自炊することで外食費が抑えられるほか、まるで暮らしているかのようなハワイ滞在を体験することも可能です。
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交通費を抑える
ハワイ滞在中の移動には、ザ・バスのほかトロリーバスやタクシー、Uberなどのライドシェアサービス、レンタル自転車のBikiなどを利用することで、交通費を抑えることができます。
●ザ・バス
オアフ島でロコの足となる黄色い車体がトレードマークの公共交通機関。片道乗車であればどこまで乗っても$3となっているほか、$7.50の1日乗り放題パスや$30の1週間パスなどもあります。ザ・バスを利用すればワイキキからノースショアなどの郊外にも行くことができますが、かなり時間がかかるのでスケジューリングする際には注意してくださいね。
●レンタル自転車:Biki
ホノルル市内で利用できるレンタル自転車。チャイナタウンからダイヤモンドヘッドまでの範囲に、約130カ所のbikiステーションが設置されています。クレジットカードがあれば旅行者でも利用可能で、借りるも返すも最寄りのbikiステーションにてセルフサービスで行えます。
●シャトルバス
いくつかの日本の旅行会社では、ツアー利用者を対象にした乗り放題のシャトルバスを運行し、利用者の力強い味方となっています。このほか、有料でワイケレのアウトレットや観光名所、空港を往復するシャトルバスもあり、遠方を安価でスピーディーに移動したい時に便利。プランや利用方法などは各運行会社のウエブサイトで確認しましょう。
●カーシェア: Hui
1時間単位でレンタルできるリーズナブルなハワイのカーシェア・サービス。ワイキキをはじめ、アラモアナ、カカアコ、ダウンタウン、空港などにステーションがあり、レンタカーカウンターでの手続きなしに、スマートフォンのアプリで予約から支払い、返却までで行うことができます。
●ライドシェア:Uber、Lyft
スマホアプリを利用して簡単に手配でき、割安運賃で目的地にたどり着けるライドシェアサービス。手配の際にアプリで行き先を登録すると自動で運賃が算出され、クレジットカード決済で支払いも済ますことができるので、料金や英語の不安もありません。
●ワイキキトロリー
ワイキキトロリーは、旅行者の足としてホノルル各所を気軽に巡れる私設の交通機関。現在、ピンク、レッド、グリーン、ブルーの4ラインが運行していて、各ラインの1日パスのほか、全ラインの乗れる1日・4日・7日間乗り放題のパスも販売されています。
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セールや会員割引などお得にショッピング
ハワイでは毎年同じ時期にショッピングセンターや各ブランドで大規模なセールが開催されます。とくに感謝祭翌日の「ブラックフライデー」やクリスマス翌日の「アフタークリスマスセール」などはお得にお買い物が楽しめる絶好のチャンスです。
【ハワイでセールが行われる時期】
プレジデントデーセール 2月第3月曜日を含む週末 メモリアルデーセール 5月最終月曜日を含む週末 独立記念日セール 7月4日を含む前後5日間ほど レイバーデーセール 9月第1月曜日を含む週末 ブラックフライデーセール 11月第4金曜日を含む週末 アフタークリスマスセール 12月26日~1月初旬 ●無料会員になって割引き特典を利用する
ハワイのローカル御用達スーパーマーケットのフードランドでは、無料の会員プログラムを提供しています。
フードランドのメンバーシップサービスであるマイカイプログラムでは、対象商品を会員価格で購入できるほか、お買い物ごとに貯まるポイントは、割引券やハワイアン航空のマイルとの交換が可能です。マイカイプログラム加入には、買い物の際キャッシャーに10桁の数字(電話番号、日本の電話番号でも可)を伝えるだけ。すぐに、会員価格でのお買い物が楽しめるので、来店時にはぜひメンバーになってお得なお買い物を楽しんでくださいね。
また、フードランドのほか、全米チェーンのスーパーマーケットであるセーフウェイや、ドラッグストアのロングスドラッグなどでも無料の会員プログラムを提供しているので、チェックしてみてくださいね。
●会員制のコストコでお土産をチェック
日本でも店舗を展開している会員制ホールセールクラブのコストコ。日本の会員証があれば、ハワイのコストコでのお買い物が楽しめます。ハワイのコストコには、アロハシャツやコナコーヒー、マカダミアナッツチョコなど、お土産にもなるアイテムが色々とそろっているので、お土産探しの際にコストコをチェックしてみるのもおすすめです。
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フードコートやハッピーアワーを活用
旅行中の出費で大きな割合を占めるのが食費。毎食、レストランにお出かけすると出費もかさみますよね。気軽にお食事が楽しめるフードコートを利用したり、割引などの特典が受けられるクーポンを活用したりと、食費を節約する方法も色々あります。
●フードコートを利用する
アラモアナセンターや、ワイキキのロイヤル・ハワイアン・センターには、お得にボリューム満点なお料理が楽しめるフードコートがあります。レストランで食事をするときには18~20%程度のチップをサービス料として支払いますが、フードコートやスーパー内など一般的にチップがいらない場所で食事をするとチップ代を節約できるのもポイントです。
●クーポンを利用する
ハワイは、割引が受けられたり、無料でアペタイザーやドリンクを進呈したりと特典を提供しているレストランが多いです。アロハストリートでは、ハワイのレストランで使えるお得なクーポンを多数掲載しているのでぜひチェックしてみてくださいね。
●ハッピーアワーを活用する
ドリンクやグルメメニューがお得に楽しめるハッピーアワーはお得にお食事を楽しみたい時にぴったり。対象時間やメニューなどに制限はありますが、リーズナブルにグルメメニューが味わえます。
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無料のアクティビティに参加する
ハワイならではの体験ができる無料のアクティビティも要チェック!ワイキキのロイヤル・ハワイアン・センターやアラモアナセンターなどでは、フラやハワイアンミュージックのライブ、レイメイキングなど、ハワイアン文化を堪能できる無料のエンターテイメントやワークショップが多数開催されています。
●ロイヤル・ハワイアン・センター
ワイキキ最大のショッピングセンターでは、無料ショーや、フラ・レッスン、レイメイキングなどのカルチャー・レッスンを開催。<無料カルチャーレッスン>
●フラ・レッスン
フラの基本となる手と足の動きを習います。1時間のレッスンで、初心者でも1曲踊れるようになります。●レイメイキング
生花を針で糸に通すタイプのレイ(クイ)を作ります。花冠やブレスレットなど長さの調整はお好みで。●ケイキフラレッスン
3歳から10歳までのお子様向けのフラレッスン。子どもの歌に合わせて、フラの基本ステップや手の動きを学びます。●ウクレレ・レッスン
初心者向けレッスン。 ウクレレと楽譜は会場で無料レンタルできます。●ラウハラ編みレッスン
ハラと呼ばれる木の葉を使ったブレスレット作り。キッズも参加OKです。●屋上での天体観測
A棟4階屋上での星空観察。<無料エンターテインメント>
センターB館とC館の間にあり、ハワイ固有の植物やヤシの木が植えられている「ロイヤルグローブ」では、火~土曜の夕刻に無料のハワイアン・エンターテインメントを実施しています。
●アラモアナセンター
センター中心部にあるセンターステージでは、毎日17:00より、古典フラ(カヒコ)と現代フラの両方が楽しめる約20分間の無料フラショーを開催。また、毎週日曜日13:00からは、アラモアナセンター・ケイキフラショーも行われています。
●インターナショナル マーケットプレイス
ワイキキ中心にあるオープンエアのショッピングモールでは、月曜、水曜、金曜日に無料フラショー「オ・ナ・ラニ・サンセット・ストーリーズ・フラ・ショー」を開催。1階クイーンズ・コートで楽しめるショーは、インターナショナルマーケットプレイスの豊かな歴史をハワイアンおよびポリネシアン音楽とダンスで表現。ワイキキの歴史や文化にちなんだ豪華なショーが無料で鑑賞できます。また、ショーが夕刻に始まる合図として、カラカウア通り沿いのラマク・トーチ・タワーからクイーンズ・コートまでのトーチに順番に火が灯される様子も楽しめます。なお、ショーの開始時間は3月~8月は19:00~、9月~2月は18:30~となっています
このほかにも、1836年にカメハメハ三世大王により創設されたロイヤル・ハワイアン・バンドによる生演奏が月1回行われているほか、毎月第2土曜日には、メレアナ・エステスの無料レイメイキング教室なども開催しています。
●ワイキキ・ビーチ・ウォーク
センター1階のワイキキ・ビーチウォーク・プラザでは、毎週火曜日の16:30~18:00の90分間、無料のハワイアン・ミュージックのライブが行われています。また、毎週日曜日の9:00~10:00には、無料のフラレッスン「カ・レイ・フラ」(要事前予約)なども開催中です。●ハワイ州立美術館
ダウンタウンにあるハワイ州立美術館は入場料無料。古典作品からモダンアートまでバラエティ豊かな展示内容は、すべてハワイの芸術家によるものとなっていて、気軽に地元ハワイの作家によるアート作品の数々が鑑賞できます。
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