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ドライバー泣かせの道の先に…マウイ島カウポ編

ドライバー泣かせの道の先に…マウイ島カウポ編

よしみだいすけさんが綴るコラム第14弾。メリー・モナーク2019男性グループ部門2位の演舞曲に歌われるマウイ島カウポをご紹介!

公開日:2019.05.09

更新日:2019.06.10

よしみだいすけのフラナビ・コラム

メレ(うた)を旅するハワイ
第十四回:マウイ島カウポ

メレ(mele)とはハワイの歌のこと。
古来よりハワイの人々は、愛し大切にする土地・場所を歌にしてたたえてきました。その文化は今も受け継がれていて、特定の場所をたたえる新しいハワイ語の歌が今も日々生まれています。

ハワイ語の歌に、ハワイのどんな景色が描かれているのでしょうか?毎月メレに歌われるハワイの場所を訪れて、そこで見る景色をご紹介しています。

第14回となる今回の訪問先は、マウイ島カウポです。

マウイ島カウポ

4月末、3日間に渡って開催されたメリー・モナークをテレビ中継で観ました。(ゆるゆるツイッター中継で振り返るならこちら
今年もハワイ諸島のいろいろな場所をたたえる歌が、たくさんのフラダンサーに踊られました。そのなかで今回は、男性グループ部門2位入賞となったグループの演舞曲にたたえられた場所、マウイ島カウポ(Kaupō)をご紹介。
まずはどんなフラだったか。動画はこちら

カウポってどこにあるの?というあなたは地図を確認ください。

「カウポ」とは、マウイ島の東部ハレアカラ山の麓にある地名です。東マウイを時計回りに行くなら秘境ハナを通り抜けた先に、反対周りならハナの手前にある大自然の中の村です。
歌の中でカウポはどのように描かれているのでしょう?
『メ・カ・ナニ・アオ・カウポ』にはこう歌われます。

ʻO ʻoe hoʻi mai holoholo kaʻa
Me ka nani aʻo Kaupō
Ke alanui kīkeʻekeʻe lā
Me ka nani aʻo Kaupō

あなたもおいで 車でドライブ
カウポの美しい景色の中
ワインディング・ロード
カウポの美しい景色の中

カウポへのアクセスは、ハナとウルパラクアをつなぐ一本道ピイラニ・ハイウェイ。起伏とカーブが多い未塗装の狭い道を、デコボコ、クネクネとしながら走るドライバー泣かせの難所です。
そんな道を走りカウポへ向かう様子を明るく歌うのが「メ・カ・ナニ・アオ・カウポ」。

実際に訪れてみると、このメレがなかったら世界から忘れられたままになりそうに何もない場所に見えます。唯一のランドマークはピイラニ・ハイウェイ沿いにたった一軒たたずむジェネラル・ストア。

このストアの背後には、雄大なハレアカラ山がそびえています。そしてその頂上の形状が特徴的。ちょうどそこから見える位置の火口の壁が崩れているのです。これがカウポ・ギャップ。過去にそこから溶岩が流れ出てこのエリアを包んだことが、上空から見るとよく分かります。
この景色を歌う有名なフラソングが「アフリリ ʻAhulili」。前出のメリー・モナーク出場男性チームがカウポのメレとともにメドレーで踊ったのがこれ。

He aloha nō ʻo ʻAhulili
A he lili paha ko iala
I ke kau mau ʻole ʻia
E ka ʻohu kau kuahiwi

愛されるアフリリ
たぶんすこし妬いている
だってなかなか現れない
山を覆ってくれる霧

「アフリリ」とはカウポから見えるハレアカラ山頂カウポ・ギャップの峰の名前。
このメレは、峰にかかる雲霧を移り気な女性にたとえる、いかにもハワイアンな遊び心満載の内容です。
ぼくが訪れたサンセット・タイムのアフリリは、雲霧に包まれ嬉しそう(?)でした。

メリー・モナーク2019男性グループ部門2位の演舞曲だった「メ・カ・ナニ・アオ・カウポ」、「アフリリ」に歌われるマウイ島カウポをご紹介しました。
マウイ島カウポ

◆お知らせ◆
ハワイアンソングの歌詞の意味がわかるハワイ語集シリーズ新刊が出版されました。
「たくさんのメレから集めた言葉たち4」


5月に出版記念講演・販売サイン会を各地で行います。
イベント情報はこちら。

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