ソフリット/ラ・クレープリー/ またひとつ、ダウンタウンでリピート決定ランチ発見

ソフリット/ラ・クレープリー/ またひとつ、ダウンタウンでリピート決定ランチ発見

ダウンタウンの達人CHIYOさんがご案内!今月は、腕利きシェフが新たにオープンした小さなレストランと、フレンチスタイルのクレープ屋さんをご紹介します。

公開日:2018.05.08

更新日:2018.05.15

ピアニストCHIYOの徒然ダウンタウン日記

アロハ! CHIYOです。

風薫る5月…すでにゴールデン・ウィークも終わってしまいましたが、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
私は先月誕生日があり、周りにいる人たちに何度もお祝いしていただいているうちに、体重と体型と顔の輪郭がえらいことになっていますが…。

 

アメリカとヨーロッパが絶妙に融合した
絶品ランチのお店「ソフリット」

そんなどうでもいいことはさておき、今月もダウンタウンの超おすすめの新しいレストラン「ソフリット」のご紹介です!
まるで柔軟剤のような名前のここですが、じつは数年前にご紹介した「カフェ8 1/2」というレストランのイタリアン系のオーナー・シェフが、新たに移転オープンしたお店なんです。

以前のお店に比べると、多少狭くはなりましたが、アーティストでもある彼のテイストが感じられる、手作り感あふれるアットホームな感じのインテリアは健在でした。

そして、ショーケースに近づいてみて感動…まるでイタリアのデリにでも来たかのような、見るからにおいしそうなブレッドやパスタが並んでいたんです。

さらに、シチューのコーナーもあり、ガンボとか、マッシュルーム・ビーフ・ストロガノフなどと書かれていて、あまりにも食べたいものがたくさんあり過ぎて、しばし茫然。
けっきょくこの日のスペシャルの2品をオーダーしました。

それは、グリルしたチキンとトマト、キャラメライズド・オニオン、サフラン・ライスというこの一品。こんなにグリンピースが惜しげなく入っているピラフって初めて!

そして、ショーケースの中にあったベイクド・パスタは、ミートソースと書かれていて、ひき肉がいっぱい、あとソーセージも入っていたと思います。

どちらかといえば、素朴な家庭料理という感じなのですが、本当においしくて、すでにダウンタウンのみなさまもご存知なのか、テーブル席は入った時からほぼ満席。
テイクアウトのビジネスマンもひっきりなしに訪れていました。

メニューが書かれたボードや、ショーケースの中のラベルの文字も、もちろんオーナーの手描き。
壁の板のペイントや、いろいろな色のテーブルや椅子すべて、あまり統一感がないのにもかかわらず、なぜかしっくり来るのは、オーナーのテイストが一貫しているからなんでしょうね。

この並びにはケバブのお店や、ビンテージ・ショップがあり、向かいにはスカーレットという、多分私のコラムでご紹介する機会はないであろうゲイ・バー(盛り上がるのが深夜12時からということで、さすがにメグミさんもその時間はお仕事しないでしょうし)が見え、やっぱりダウンタウンってハワイというより、ニューヨークのソーホーあたりという雰囲気なんですよね。

身長2m?と思われるほど背が高いオーナーは話好きで、ちょっと手が空くとすぐにお店に出てきて、お客さんに話しかけたり、顔見知りの人のテーブルに座っちゃったり(笑)。

でも、本当に彼の料理のセンスは確かだと思いますし、私は個人的に、以前よくアオザイのような服を着ていたりした、どこかスタイルのあるアジア系の奥様が大好きで、あとお客さんの多くが頼んでいた、以前からあったステーキ・パスタを食べたいので、近々(たぶん来週)また来ます!

 

グルメの宝庫フォート・ストリート・モール
学生さんが集うクレープ・カフェへ

食後は、そこからすぐのフォート・ストリート・モールへ出て、山側に歩き、クレープ屋さん「ラ・クレープリー」へ。
この先にはハワイ・パシフィック・ユニバーシティ(HPU)という大学もあるので、時間によってはこの辺りは学生だらけ。
ヨーロッパ系の留学生も多く、よくフランス語やドイツ語が聞こえて来るのも新鮮です。

 

ラ・クレープリーというこのお店は、けっこういろいろなイベントにも出店しているんですよね。
オーダーしてからあっという間に焼けるクレープの香り…思わず原宿を思い出します。

私がHPUの学生だったら、ここは本当にキケンなお店です。きっと毎日通ってしまうでしょうから…。
最初から最後まで話し続けていたのは私とメグミさんだけで、他はみんなノート型パソコンに向かって、一人で何かしている学生たちでした。

お天気がよかったら、フォート・ストリート・モールに面した外のテーブルのパラソルの下で、通り過ぎる人たちを眺めながら、パリの気分を味わうのもよかったのですが、この日は雨が降りそうだったので、中のテーブルへ。

じつはここも以前ご紹介したことがあるのですが、その時のインテリアはもっと「フランス」感を打ち出していて、壁にはフレンチ・カンカンやエッフェル塔の絵が描かれていたんですよね。
でも、これもなかなかインスタ映えするウォールだと思うのですが、いかがでしょう…。

メグミさんとシェアしたのは、ヌテラ(ヘーゼルナッツ入りチョコレート・ペースト)とバナナ。いわゆる王道ですね。
カフェ・オ・レもおいしくて、この日もイタリアやらフランスやら大好きなヨーロッパ気分を味わえて、しあわせなランチタイムでした♡

フォート・ストリート・モールは車が入れないストリートで、丸亀うどんはじめ、さくっと気軽に食べられる、安いランチのお店が軒を連ねています。

もう少し海側へ行くと、ロス・ドレス・フォー・レスやウォルマート、フィッシャーハワイなどの大型店もありますし、火曜日と金曜日にはオープンマーケットも開かれ、なかなかに魅力的な場所なんですよ~。

ちなみに…今日ご紹介したソフリットですが、以前のお店ではオーナーシェフの怒鳴り声が、キッチンから聞こえてくるのでも有名でした。
が、彼も年を取ってきて丸くなったのか、この日は静かでしたし、奥様も以前にも増して笑顔が多くなり、私とメグミさんは勝手に多分この場所の気が良かったのかもしれないと思ったりしています。

 

ということで、来月のコラムまでにはなんとかして少し引きしまっていることを、個人的に心に誓いつつ…(汗)。
5月病に気をつけて楽しい春の日々をお過ごしくださいね。それではまた来月!

チヨ・フリン/Chiyo Flynn プロフィール

北海道室蘭市出身。3歳よりヤマハ音楽教室に通い始める。室蘭栄高校卒業。北海道教育大学特設音楽科卒業。在学中は熊谷玲子氏に師事。卒業後、ヤマハの講師として4年間故郷室蘭の子供たちを教える。1990年よりハワイ在住。ハワイ大学大学院ピアノ・パフォーマンス科卒業。在学中はピーター・コラジオ氏、その後ポール・リドン氏に師事。”CHIYO FLYNN PIANO STUDIO” をホノルルに設立。国際色豊かなローカルの子供たちを教える日々。 ライフワークとしてクアキ二病院で毎月ボランティア・コンサートを続けている。

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