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「フラガール」プロデューサー石原仁美さんインタビュー

「フラガール」プロデューサー石原仁美さんインタビュー

2006.11.29

特別企画&レポート

「フラガール」プロデューサー
石原仁美さんインタビュー

 日本でこの秋大ヒットを記録した映画「フラガール」。福島県いわき市の炭鉱跡に建てられた「常磐ハワイアンセンター」を舞台に、ハワイアンダンサーを目指す女性たちの涙と笑いの奮闘記は、多くの人の共感を呼びました。フラの本場ハワイとは関係のないストーリではあっても、音楽をジェイク・シマブクロが担当したこともあり、映画のヒットはハワイでも話題となりました。
 そんな折、10月にハワイで行われた「ルイ・ヴィトン ハワイ国際映画祭」のクロージング作品に選ばれ、会場のハワイシアターが満員になる盛況ぶり。これに合わせてハワイ入りした同映画のプロデューサー、石原仁美さんにお話をうかがいました。

石原仁美(いしはら・ひとみ)

岡山県生まれ。数々の作品のアシスタント・プロデューサーを経て、96年シネカノン入社。98年、井筒和幸監督の「のど自慢」でプロデューサー・デビューを果たす。以後、井筒監督作品を中心に、多くの作品のプロデュースを手がける。「フラガール」は、脚本家の羽原大介氏とともに、3年がかりで企画を練り上げたという。
■みんなが全力投球だった撮影現場
ハワイ ハワイ
アロハ ストリート(以下アロハ):
日本での大ヒット、おめでとうございます。まずはフラの本場ハワイでの今回の上映について、どのように感じていらっしゃいますか?
ハワイ
石原: そうですね、日本では9月23日から上映が始まったのですが、いまだにロングランしていて、光栄に思っています。映画のヒットに関しては、音楽の功績も大きいと思っているので、ジェイクの故郷であるハワイで上映されるのは、とてもうれしいです。
ハワイ
アロハ: ジェイクの印象的な音楽も魅力ですよね。オフィスでもサントラがよく流れています(笑)。
ハワイ
石原: そうですか。実は、フラの本場の人たちにどう受け入れられるか、ちょっと心配ではあるんですけど…。これが日本のフラの始まりでもあるので、そういう点でも興味を持って見ていただけたらと思います。
ハワイ
アロハ: 今回、プロデューサーとしてご苦労された点はどんなところだったのでしょう?
ハワイ
石原: 時代設定が戦後の日本で、炭鉱がまだ残っていた頃ですから、団地の原型でもあった炭鉱住宅というものが、今はどこにもないんですよ。リアリティを出すために、いわき市にほんの少し残っている部分的なものをオープンセットに運んだり、カメラ・アングルを工夫して、それらしく見えるようにするのが大変でしたね。
ハワイ
アロハ: なるほど。そんなところにご苦労が…。見るときは、セットにも注目ですね(笑)。
ハワイ
石原: あと、出演者の中にフラを踊れる人がいなかったので、皆さん3カ月特訓したんですよ。
ハワイ
アロハ: 人前でフラ・ダンスを踊れるようになるには、相当練習しないと難しいですe=よね。
ハワイ
ハワイ ハワイ
石原: 松雪泰子さんは、その上バレエもやらなくちゃいけなかったので、余計に大変でしたし、それ以外の俳優さんたちは、方言もマスターしなければいけなかったので、苦労したと思います。でもみんながんばってくれたので、それがちゃんと映画に反映されていると思いますよ。そこをぜひ見てほしいですね。
ハワイ
アロハ: その皆さんのがんばりが、きっと多くの人の共感を得たのでしょうね。
ハワイ
石原: とにかく、全員が全力投球でしたから…。
ハワイ
アロハ: ロングランの秘密がわかったような気がします。
■フラガールが世界に羽ばたく!?
ハワイ ハワイ
アロハ: この「フラガール」が海外で上映されるのはハワイが初めてですか?。
ハワイ
石原: いえ、ありがたいことにカナダと韓国の映画祭に招待され、上映されました。
ハワイ
アロハ: そうでしたか。海外での反応はいかがでしたか? 何か日本とは違う点がありましたか?
ハワイ
石原: 炭鉱というのは世界中どこにでもあって、仕事の大変さや危険なことも理解していただけるし、メインとなる家族愛も普遍的なものなので、海外でもすんなり受け入れられた感じがします。
ハワイ
アロハ: テーマも理解しやすいかもしれませんね。
ハワイ ハワイ
石原: 変わりつつある時代の中で、自分も変わらなければいけないという葛藤は、世界共通のトピックでしょう?
ハワイ
アロハ: まさにその通りですね。
ハワイ
石原: そして世界の人に、常磐ハワイアンセンターとそこでがんばった女性たちのことを知ってもらえるのはうれしいことですし…。
ハワイ
アロハ: そう、これって実話なんですよね。
ハワイ
石原: そうなんですよ(笑)。
ハワイ
アロハ: ところで、石原さんご自身はフラにご興味は?
ハワイ
石原: 実はダンスが大好きなので、興味はありますよ。出演者の中にも、その後フラにはまった人も多くて、会うたびに「踊りたい!」って言うんですよ(笑)。フラって、大地に足を踏みしめ、エネルギーを取り込むじゃないですか。感情を表に現すし、心にも身体にもいい踊り、という感じがしています。
ハワイ
アロハ: 日本のフラ人気も定着したようですし、この映画の影響で、ますますフラにチャレンジする人も増えそうですね。
ハワイ
石原: 私も早く始めたいと思うんだけど…(笑)。
ハワイ
アロハ: お忙しいから(笑)。
ハワイ
石原: でもフラを始めると、心がキレイになって、やさしい気持ちになれるので、絶対チャレンジしたいです!
ハワイ
アロハ: ぜひ! お忙しい中、ありがとうございました。

インタビューを終えて
 石原さんにお会いしたのは、ハワイ国際映画祭のクロージング上映が始まる少し前。ハワイの人がどんな反応をするのか、ちょっと心配な様子でしたが、映画が始まると、満員の観客は大声で笑ったり、ほろりとしたり、大いに映画をエンジョイした様子。上映終了後には、関係者に大きな拍手が送られ、石原さんの顔にもほっとした表情が浮かんでいました。 「フラガール」は、アカデミー賞外国語部門ノミネート候補の日本代表作品に選ばれています。期待のノミネート発表は、2007年1月23日の予定。

⇒「フラガール」オフィシャル・サイトはこちら

フラガール
「フラガール」
サウンドトラック

ソニーミュージックエンタテインメント

公開日 : 2006年 11月 29日

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