ハワイ州内の医療機関に入院している新型コロナウイルス感染者の約15%が、ワクチンを接種していても新型コロナウイルスに感染する「ブレイクスルー感染」であることが明らかになった。
医療関係者は「ブレイクスルー感染で入院している人の多くは、高齢者のほか、癌やなんらかの慢性疾患を持っている人が大半です。現在、入院している新型コロナウイルスの感染者の多くはワクチン未接種で、9月に入ってからは健康に問題がないとされていた若年層のワクチン未接種者の感染と重篤化が増加傾向にあります」とコメント。ワクチン接種者の感染例は増加傾向にあるものの、ワクチンを接種することで感染時の重篤化を防ぐことができるとして、市民に対してワクチンを接種するよう呼び掛けている。
なお、24日(金)の時点で、ハワイ州内では約67.2%の人々がワクチン接種を完了している。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ