ホノルル市は、ジャイアントパンダをホノルル動物園へ迎えるため、中国側との最終交渉を進めていることを明らかにした。
リック・ブランジャルディ市長によると、中国の習近平国家主席から非公式な承認を得ており、パンダ受け入れを希望する複数の候補都市の中で、ホノルルが最優先の候補となったという。市長は「正式に習主席からゴーサインをもらったと聞いている。サンフランシスコを抜いて最優先の位置に進んだ」と述べた。
世界中のジャイアントパンダのほぼすべては中国が所有しており、国際的な保全協定に基づき、一部の動物園へ貸与されている。ホノルル市も約12の応募都市の一つとして誘致を進めてきた。
市は、パンダの受け入れによって動物園への来園者増加に加え、ワイキキ周辺のホテルやレストランなど地域経済への波及効果も期待している。ホノルル動物園の年間来園者数は約50万人で、過去1年間では来園者数が約10%増加したという。
一方、パンダ展示施設の建設費は現時点では未定。中国政府から正式な承認を受けるまでは、建設工事の入札を開始できないとしている。
交渉がまとまれば、ホノルル動物園は中国の専門家と連携し、国際基準に沿ってジャイアントパンダの飼育と保全を進める予定。ブランジャルディ市長は「実現すれば、動物園にとっても地元の家族や来園者にとっても素晴らしいことだ。パンダは世界中どこでも大きな人気を集める存在だ」と期待を示した。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ

