モロカイ島のカラウパパ国立歴史公園を訪れる「カラウパパ・セインツ・ツアーズ」が、約3年の一時中止期間を経て催行している。
9月24日(水)より催行再開となった「カラウパパ・セインツ・ツアーズ」は、ハワイで最も歴史があり神聖な場所の一つとして知られるモロカイ島のカラウパパ地区を訪れることができる唯一の一般向けガイドツアーで、現在もカラウパパ地区に住むハンセン病患者の方々へ配慮し、少人数制でのツアーとなっている。
ハンセン病隔離の地として知られるカラウパパ地区は、ハンセン病と診断された8,000人以上の人々が暮らし、亡くなった場所で、ツアーでは、患者たちのコテージ、墓地、そしてセント・フィロメナ教会を、ダミアン神父、マザー・マリアンヌ、そして孤独の中でそこで人生を築いた人々に関するガイドの話を聞きながら巡ることが可能となっている。
なお、「カラウパパ・セインツ・ツアーズ」の参加料金はひとり$575で、ツアー料金にはホノルル=モロカイ島の航空券やガイドツアーなどが含まれていて、すでに12月までツアーは完売となっている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ