土地天然資源局は、在来種の植物を襲う外来昆虫が、カウアイ島で初めて確認されたと発表した。
今回、カウアイ島での存在が確認されたのは、植物の葉を餌とし、葉の巻き込み、傷、変形、異常な成長を引き起こすだけでなく、最終的に植物に損傷を与え、枯死させる可能性をもたらすとされる外来種の「アザミウマ」で、カウアイ島外来種委員によると、カウアイ島全体で在来植物の調査を実施した結果、新たに2カ所の感染場所が確認されたとしている。
なお、「アザミウマ」は過去にハワイ島、オアフ島、モロカイ島でもその存在が確認されており、当局では、これ以上、外来昆虫の生息地域等が拡大したり、さらに在来植物への影響が出ないよう、住民に対し、「アザミウマ」を目撃した際には、州の野生生物ホットライン(808-643-7378)またはオンラインで申告してもらいたいと呼び掛けている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ