ホノルル市のブランジアーディ市長は2日（水）、ワイキキのカラカウア大通り沿いで毎年開催されるイベントの数を減らすことを目的とした法案50を承認。同法案の導入によってワイキキでのイベント開催数が制限されることとなる。

今回市長によって承認、署名が行われた法案50では、2026年からワイキキで開催されるストリートイベントの数が、年間12回から6回に制限されてワイキキの道路封鎖の頻度が減るほか、イベント開催に関する許可手続きが簡素化され、、カカアコ、ダウンタウン、チャイナタウン、カポレイなどのオアフ島内のほかの地域での文化イベントやコミュニティイベントの開催が促進されるようになる見込みとなっている。

ブランじあー市長は法案50の施行に関し「ワイキキは長い間フェスティバルの中心地となってきましたが、バランスを取る必要性を認識しています。この法律により、ワイキキの住民、企業、訪問者への混乱を最小限に抑えながら、イベント開催を熱望する近隣地域でコミュニティ主導のイベントの機会を増やすことができます」とコメントしている。

なお、ワイキキでのイベント開催数は制限されるものの、ホノルルマラソン、パンパシフィック・ホオラウレア、トイズ・フォー・トッツ・キャラバンなどの伝統的なイベントは影響を受けることなく開催される。

参考：ハワイ・ニュース・ナウ