ワヒアワ総合病院の長期療養施設が閉鎖に

2022.04.23

日刊ローカルニュース

オアフ島ワヒアワ地区にあるワヒアワ総合病院は21日(木)、同院にある長期療養施設を7月22日(金)に閉鎖する予定であると発表した。

独立系の小規模病院である同病院は長期療養施設の閉鎖の理由について、保険償還の不十分さと継続的な財政難のほか、新型コロナウイルスのパンデミックなどによって、スタッフの雇用などでも困難をきたしたためとし、136床の施設を閉鎖するという決定は簡単な決断ではなかったとしている。

ワヒアワ総合病院に関しては、これまでにも病院経営を継続するために何百万ドルもの税金が投入されてきたものの、今でも年間100万ドル以上の赤字が続いており、1966年に建設された長期療養施設など、既存の施設を改善する資金もない状況が続いている。

なお、病院側は、現在同療養施設に入院している約60名の患者に対して、新たな転居先への移転などにのサポートを行っているとしているほか、長期療養施設が閉鎖されるまで勤務する職員に対しては、2カ月分の給与を追加することを提案するとともに、今後、45床の急性期病床を増設し、新しい病棟ではできるだけ多くの療養施設勤務のスタッフを雇用する予定であるとしている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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