副知事が夜間外出禁止令について言及

2021.08.17

日刊ローカルニュース

ハワイ州のグリーン副知事は16日(月)、州内で新型コロナウイルスの感染者が増加し、各島の医療施設で受け入れ態勢が限界に近付いている状況にあることなどをうけ、夜間禁止令の発令について検討が行われていることを明らかにした。

ハワイヘルスケア協会のヒルトン・レーセルCEOは「新型コロナウイルスの感染者が増加し、州内にあるいくつかの医療施設ではICU(集中治療室)の収容率が120~150%の状況で稼働しているところもあります」とコメント。州内の医療機関はできる限りの対応を行っているものの、スタッフ不足も続いており、ハワイ島の医療施設などには、米本土から看護師や呼吸療法士などの専門スタッフが派遣されているとしている。

医師としても活躍しているグリーン副知事は「夜間禁止令を導入することで、夜間に発生する率が高いICUでの治療を必要とするような交通事故の発生率を抑えることができる可能性などがあるため、現在、夜間外出禁止令の発令など、医療施設の負担削減のためにできる規制案について検討が行われいます」とコメント。16日(月)の時点でICUで治療を受けている321人の新型コロナウイルス感染者のうち、26名のみがワクチン接種を受けていたとし、市民に対し、感染拡大を防ぐためにもワクチンを接種するよう呼び掛けている。

なお、ハワイ州内でのワクチン接種率は16日(月)の時点で、61.3%となっている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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