ハワイ州当局は、オアフ島のホノルル港で21日(水)、ハワイ州への持ち込みが禁止されているスカンクを捕獲したと発表した。
当局によると、20日(火)にサンディエゴからホノルル港へ到着したばかりのコンテナ船の甲板上でスカンクを見かけたとの情報が寄せられ、当局が罠を仕掛けるなどして対応。21日(水)にスカンクを捕獲することに成功したとしている。
スカンクは、全米で狂犬病を持つ4種の主要な野生保菌種の1つとして認識されており、州当局ではスカンクの州内への持ち込みを厳しく制限している。
なお、当局では捕獲したスカンクは雄で、狂犬病検査を行うため検体を米本土の検査機関に送付しており、今後数日中に検査結果が出る見込みとなっている。
ハワイ州では今年1月と2018年2月にホノルル港でスカンクが捕獲されているほか、近年、マウイ島で2頭のスカンクが捕獲されている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ