到着者に対する自主隔離措置の監視を強化

2020.04.11

日刊ローカルニュース

ハワイ州では新型コロナウィルスの感染拡大を受け、3月26日(木)よりハワイ州外からの到着者全員、4月1日(水)からは島間移動者にも14日間の自主隔離を求める措置を行っているものの、隔離措置対象者の多くが、隔離措置を遵守していない状況であることが明らかになった。

当局によると、ハワイ州には14日間の隔離措置開始後も毎日平均で130名~150名ほどのハワイ州外に居住している州外訪問者が到着しているが、その多くが14日間の隔離措置を遵守していないとみられており、ハワイ州当局では10日(金)より、すべての到着者に対し、滞在中の旅程や14日間の自主隔離措置への同意を示すオンラインアプリの利用を促している。

今回当局が導入を開始しているオンラインアプリは、到着者が滞在中の旅程や滞在先の情報を登録。登録者は同アプリサイトに毎日ログインし、その日の体調などに関する当局からの質問事項に回答する必要がある。

ただし、今回当局が導入を開始しているオンラインアプリは、必ずアプリを使用しなければいけないという強制力はなく、アプリを使用しない該当者は滞在中の旅程などを紙面で提出するだけとなっているほか、当局側は、アプリ利用者の位置情報やトラッキングシステムなどは利用できないため、自主隔離規制を遵守して滞在先の部屋に待機しているか否かなどを確認することはできていないとしてる。

このほかハワイ州当局では、訪問者が14日間の自主隔離期間中の滞在費などを保有していない場合には、逮捕またはハワイ州外へ送還するとしており、今週だけですでに9名の訪問者が滞在不可となり、出発地に送還されたとしている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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