オアフ島のアラワイ地区では現在、5,000万ドルを投じるアラワイゴルフ練習場の再開発案が進行中で、新たな複合施設の建設も検討されている。
今回検討が進められているアラワイゴルフ練習場の再開発案では、テキサス州に拠点をおくトップゴルフ社が参入し、同社が100の打ちっぱなし打席やバーチャルのゴルフコースなどを有する4階建ての建物を建設し、建物と既存のゴルフ場の運営を行うかわりに、20年間で約100万ドルの賃貸料をホノルル市側に支払うというもので、ホノルル市が受け取る賃貸料は市内にある5つ市営ゴルフ場の助成金として活用されることとなる。
関係者は今回検討されている再開発案について「ゴルフ場がアップグレードするだけでなく、新たなアトラクション施設が生まれることで、毎年赤字を計上している市営ゴルフ場の運営にもプラスになるでしょう」と語っている。
なお、同再開発案は今後、ホノルル市議会や州の土地委員会などで検討され、承認された場合には、2024年にも新施設が開業する見込みとなっている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ