真珠湾の米軍施設内で銃撃事件発生

2019.12.05

日刊ローカルニュース

オアフ島真珠湾内にある米軍施設で4日(水)14:30過ぎに銃撃事件が発生。犯人を含む3名が死亡し、1名が負傷した。

当局によると、事件現場となったのは真珠湾の米軍基地内にある軍造船施設で、原子力潜水艦USSコロンビアに所属している船員のガブリエル・ロメオ容疑者(22歳)が、3名の職員に対して発砲後、自らの命を絶ったとしている。

消息筋によると、ロメオ容疑者は事件当時、メンテナンス中だった原子力潜水艦の監視任務に武装してあたっており、事件では任務中に携帯していたピストルとライフルが使用されたとみられている。

このほか軍関係からの情報として、ロメオ容疑者は職場で懲罰に値するような問題を抱えていたほか、怒りを制御するための心理療法プログラム「アンガーマネジメントコース」へ登録されていたことも明らかとなっている。

事件に巻き込まれたのは、郡施設内で働いていた3名の男性民間職員で、2名は病院搬送後に死亡したほか、36歳の男性被害者は病院に搬送され現在も治療を受けているものの、容体は安定している。

なお、当局では今後、海軍犯罪捜査局 を中心に、事件に関しての調査を行う予定で、すでに100名以上の目撃者から事情聴取を行っているとしているほか、職員や家族の心のケアのため、カウンセリングサービスなども提供している。

真珠湾周辺では事件発生後に一時的に基地へのアクセスが規制されるなどしたものの、6日(金)からは、造船所での作業も通常通りとなる予定となっている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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