ハワイ州議会では、マウイマンゴーやクッキーモンスターなど、好みのフレーバーが楽しめるタバコや電子タバコの州内での販売を制限する法案の導入について検討している。
フレーバータバコの販売制限案を支持するサポートグループからは、フレーバーがあることで中高生が電子タバコに対する抵抗を感じず、喫煙を開始し、将来的にニコチン依存が深まる可能性がると指摘。フレーバータバコや電子タバコの販売制限によってタバコに対する魅力がなくなり、その結果、中高生の喫煙率を引き下げることになるのではないかとしている。
いっぽう同法案の反対派からは、一般的なタバコのみが販売されるようになった場合、フレーバータバコや電子タバコの流通によって喫煙をやめた大人世代が、ふたたび喫煙を開始するようになるのではないかとしている。
なお、全米ではすでにサンフランシスコ市がフレーバータバコや電子タバコの販売に関する制限を設けているものの、州規模で制限を設けている州はなく、同案が導入された場合、ハワイ州は全米で初めてフレーバータバコや電子タバコに対する制限を設ける州となる。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ