キラウエア火山が噴火

2018.05.04

日刊ローカルニュース

ハワイ島のキラウエア火山が3日(木)噴火した。今回の噴火を受け、ハワイ郡の市民防衛当局では、プナ地区の約1,700名の住民に対し、強制避難命令が発令し、2か所の避難者向けシェルターをオープンしたほか、ハワイ州のデーヴィット・イゲ知事はハワイ島に災害基金を充てるための非常事態宣言に署名している。

関係者は、ハワイ島では先週から数百回にもおよぶ地震が観測されており、3日(木)朝にマグニチュード5の地震を観測した約6時間後となる16:30ごろ、最初の溶岩流の流出が確認されたとしている。

ハワイ島のプナ地区などの住民がSNSなどに投稿した動画などでは、住宅地の地面に亀裂が生じている様などが確認できるほか、無人機ドローンは、地中から噴き出した溶岩流が森林や道路に流出していく様子もとらえている。

ハワイ火山観測所では、3日(木)の午前に観測されたマグニチュード5の地震によってキラウエア火山のプウ・オオ火口内で落石などの崩落があり、新たな火口が開いたのではないかとしている。

なお、ハワイ火山国立公園では、プウ・オオ火口から海までの約15,688エーカーを閉鎖している。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

 

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