国際映画祭が開催＆チケットプレゼント

日本未公開や話題の作品など、世界各国から選りすぐりの映画が集まる恒例の「第34回ハワイ国際映画」で、どっぷり映画三昧。

公開日：2014.10.06

　今年で34回目を迎えるハレクラニ主催「ハワイ国際映画祭 (Hawaii International Film Festival)」が10月30日（木）～11月9日（日）までオアフ島で開催されます。11日間にわたり、ドールキャナリーをはじめとするオアフ島のシアターで、ワールドプレミアや日本未公開作品を含む45カ国の注目作品178本以上が上映されます。

　今年、オープニング作品に選ばれたのは、米国プレミア上映となる石井裕也監督の「バンクーバーの朝日」。日本では今年の12月20日（土）皮切りとなる映画は、戦前カナダに実在した伝説の野球チームの栄光と奇跡の記録です。日系人として生まれて、差別や排斥運動など厳しい境遇の中、日系人としての誇りを胸に何とか立ち上がろうとした若者たちの姿を描き、妻夫木聡さんが主人公のレジー・笠原役を、高畑充希さんが妹のエミー・笠原役を演じます。同作品は、10月30日（木）にコンソリデーテッド・シアター・ワード16にて上映されます。

　このオープニングにアロハストリートの読者ペア1組2名様をご招待します。詳細は下記よりご確認ください。

　また今年の注目作品は、11月5日（水）と9日（日）にドールキャナリーで上映されるモルテン・ティルドゥム監督の映画「ジ・イミテーション・ゲーム」です。イギリスの数学者/計算機科学者であり第二次世界大戦中にナチス軍のエニグマコードを解読した実在の人物アラン・チューリングを主人公にした物語。ベネディクト・カンバーバッチ演じるチューリングは、多くのイギリス人の命を救いイギリスを勝利に導いたヒーローであり、戦後もコンピューターの発明に貢献するなど多くの功績を残したにもかかわらず、ゲイであったためにイギリス政府によって処刑されるという悲劇の運命をたどった人物。第39回トロント国際映画祭で最高賞にあたる観客賞を受賞しています。

　最終日の11月9日（日）は、ハワイでプロデュースされ、迫害されていたネイティブハワイアンに誇りをもたらし、医療制度や教育プログラムを築いた文化社会活動家ピンキー・トンプソン氏の人生を描いた映画「ビジョンズ・イン・ザ・ダーク：ザ・ライフ・オブ・ピンキー・トンプソン」のハワイ・シアターセンターでのワールドプレミアで今年のHIFFは幕を閉じます。

　映画祭の一般チケットは$12。HIFFウェブサイトとチケット窓口で販売されます。今年の映画祭のテーマは#MyHIFFMomentです。Facebook、Instagram、TwitterであなたのHIFFモーメントをシェアしてくださいね。詳しくはwww.hiff.orgをご覧下さい。

　今回は、アロハストリートの読者に、この映画祭の以下のチケットをプレゼント！

1.10月30日（木）オープニング上映チケット-ペア1組2名様
2.そのほかの日程の上映チケット-10名様

チケット希望の方は、ハワイ時間10月13日（月）までに、1または2のどちらがご希望かを明記のうえ、お名前、ご住所、電話番号、メールアドレス、アロハストリートへのメッセージをお書き添え頂き、メールの件名を「HIFFチケットプレゼント」とし、present@aloha-street.comまでお送りください。当選後、詳細はメールにて追って連絡させて頂きます。

今年の日本映画上映作品は下記の通りです。
◆ ア・ベター・トゥモロー
10月30日（木）　17:30～　ドールキャナリー D

◆キャンとスロチャン
11月8日（土)　　13:45～　ドールキャナリー F

◆ 花宵道中
10月31日（金）　21:30～　ドールキャナリー A
11月 6日（木）　20:00～　ドールキャナリー D
11月 8日（土）　 20:00～　ココマリーナ A