6月10日(日)無料映画上映会「震災後の福島:2つの物語」

2018.05.03

イベントカレンダー

オアフ島のホノルル美術館にて、福島県の復興を描いたドキュメンタリー映画「震災後の福島:2つの物語(Reframing Fukushima After 3.11: Two Stories)」の無料上映会が行われます。

6月10日(日)に行われる無料上映会の詳細は下記のとおり。当日は、「春よこい」の主題曲を作曲・演奏した東出五国氏も日本から特別ゲストとして参加。休憩時間のひととき、東出氏が奏でる美しいケーナの演奏も楽しめます。

なお、本上映会では入場券の販売はありません。先着順で定員280名となっており、定員になり次第受付を終了となるため、希望者は早めに来場してくださいね。

・東出五国氏(ひがしで いつくに、 1941年生、北海道出身、埼玉県在住。30 歳の時にケーナを独学で学び、日本で最初のフォルクローレグループ「ロス・コージャス」を率いた。ケーナ教室の講師を務めるなど、フォルクローレの普及活動に尽力)

【Film #1: 16:00~】
春よこい ~熊と蜂蜜とアキオさん~”Haru Yo Koi: Bears, Honey Bees and Akio-san”
<ストーリー>福島県の奥会津/金山(かねやま)町に暮らすマタギを描いた物語。2011年、東日本大震災・福島第一原発事故の放射能は130km離れた金山町の自然にも降り注いだ。野生動物をはじめ、町の観光資源でもあるヒメマスも汚染された。金山のマタギは熊を撃つことだけが目的ではない。その刻々と変化する自然環境の変化を我々人類へ伝える役目をしている。福島原発の事故以来、世界中が自然との共生へ歩み始めた。自然とは何か。手付かずの自然が良い訳ではない。人と自然が共に暮らすための術をマタギである猪俣昭夫は教えてくれた。山の神を崇拝し、山のおきてに従い熊を追う。福島県奥会津に伝わるマタギの精神をいま、猪俣昭夫は子供たちへ伝えている。
2015 / 65 min. / Japan / with English subtitles © 安孫子亘 Wataru Abiko

Presented by MIRU INTERNATIONAL ミルインターナショナル: http://www.miruphony.com

【Film #2: 17:45】
飯舘村の母ちゃんたち 土とともに~”Mothers of Fukushima: Eiko & Yoshiko"
<ストーリー>
菅野榮子(かんの・えいこ)さんは79歳。孫に囲まれた幸せな老後を送るはずが、福島第一原発の事故で一転する。榮子さんが暮らす福島県飯舘村は全村避難となり、ひとりで仮設住宅で暮らすことになった。支えは親戚であり友人の78歳の菅野芳子(かんの・よしこ)さんだ。芳子さんは避難生活で両親を亡くし、ひとりで榮子さんの隣に移ってきた。「ばば漫才」と冗談を飛ばし、互いを元気づける2人の仮設住宅暮らしが始まった。榮子さんの信条は食べるものは自分で作ること。仮設近くの畑を借り、ふたりで畑を耕し、様々な作物を収穫する。かぶや白菜の漬物、おはぎ、にんじんの胡麻和え…。「おいしいよ」と笑顔で食卓に手料理を並べる。村の食文化を途絶えさせたくないと、昔ながらの味噌や凍み餅(しみもち)の作り方を、各地に出向いて教えるようにもなった。飯舘村では帰村に向けた除染作業が行われている。だが高い放射線量、変わり果てた風景…。ふたりは先の見えぬ不安を語り合い、泣き笑いながら、これからを模索していく。
2016 / 95 min / Japan / with English subtitles (C) 古居みずえ Mizue Furui
Presented by "Mothers of Fukushima" Product Support Committee 「飯舘村の母ちゃんたち」制作支援委員会
https://www.iitate-mother.com

■無料上映会「震災後の福島:2つの物語」
日時:6月10日(日)15:30開場
場所:ホノルル美術館
注:先着280名限定となっているので希望者は早めに来場ください。

  • この記事をあとでまた
    みたい場合は、
    マイページにクリップ!
  • クリップする

この記事をお友達にシェアしよう!

キーワードから探す
ジャンルから探す
島・エリアから探す
島・エリア
CLOSE
CLOSE
お店を探す
ジャンルから探す
島・エリアから探す
目的別一覧ページ
はじめての方へ
CLOSE
CLOSE
page top