アロハ！スポーツナビゲーターのあべっちです。
今年もホノルルトライアスロンが、オアフ島アラモアナビーチパークで無事開催されました。エントリー数も1400名と昨年をかなり上回り日本からも約500名のトライアスリート（10K含む）が参加しました。

ホノルルトライアスロンは、初心者ウェルカムな大会として地元でもとても人気があります。コースはフラット、スイムもビーチに平行で波が全くない、距離の短いスプリントディスタンスやリレー、10Kがあることも魅力です。もちろんホノルルマラソン同様制限時間がないので、初心者でもマイペースでフィニッシュすることができます。

トライアスロンと聞くとすぐにきついスポーツと想像してしまうみなさんにいくつかお伝えしたいことをまとめましたのでご興味あればこの先も読んでくださいね。

トライアスロンは「超人のスポーツ」じゃない？

「トライアスロン」と聞くと、多くの人が、
•スイム・バイク・ランの3種目を全部こなす超ハードな競技
•最後にフルマラソンを走る“アイアンマンレース”
•苦しくてストイックな世界

…そんな印象を持っているかもしれません。
でも実は、健康のため、楽しむために始められる誰にでも開かれたスポーツなんです。
「トライアスロンは苦しい競技と思われがちですが、自分のペースで挑戦できるのが魅力。完璧じゃなくてもいい、まずは一歩を踏み出してみることが大事なんです。」

僕のはじまりは平泳ぎから（笑）

僕自身も、トライアスロンを始めたのは40歳の時。
当時はクロールがうまくできず、平泳ぎでオリンピックディスタンス（スイム（平泳ぎで）1.5km、バイク40km、ラン（ほぼジョグか歩きで）10km）を完走しました（笑）
そんな僕が今、毎年5月にハワイで開催されるホノルルトライアスロン（ホノトラ）のレースディレクターを務めています。
だからこそ、伝えたい。トライアスロンは、誰でも挑戦できるスポーツなんです。

トライアスロンが「誰にでもできる」理由

理由①：短い距離のカテゴリーがある

「アイアンマン」はスイム3.8km・バイク180km・ラン42kmの超ロングレース。でもその一方で、初心者向けのスプリントディスタンスもあります。
•スイム：750m
•バイク：20km
•ラン：5km
完走時間は1.5〜2時間ほど。制限時間も特にない大会が多く、「ちょっと頑張れば行けそうかも」と思える距離です。

理由②：リレーで参加できる

「スイムは苦手だけどランは得意」「バイクなら自信ある」という方には、リレーでの参加がおすすめ。仲間とチームを組んで、得意な種目を担当できます。
男女混合もOKなので、家族や友人と一緒にイベント感覚で楽しむことができますよ。

理由③：まずはランだけ参加してみる

大会によっては、5kmや10kmのランだけの部門が用意されていることもあります。応援に来た家族や友人が、ついでに軽くジョグ感覚で出場することも。
「どんな雰囲気なのか見てみたい」「会場の空気を体験したい」という方にはぴったりの**“最初の一歩”**になります。

トライアスロンは競争ではなく“共走”

もうひとつ大事なこと。
トライアスロンは、他人と競い合うスポーツではありません。むしろ、同じゴールを目指して仲間と一緒に頑張る、そんな温かい競技です。
会場では、初対面の選手同士が励まし合い、応援し合う光景が自然と生まれます。
また、年代別表彰があるので、年配の方が元気にゴールする姿に感動することも多いです。
「すごいな、負けてられないな」と思うこともしばしば（笑）

進化する自分を見る楽しさ

最初はリレーから始めて、次は3種目を完走してみたい。
オリンピックディスタンスをクリアしたら、次はミドル…ロング…と、ステップアップしていく自分に出会える楽しさがあります。
逆に、過酷な練習をが伴うアイアンマンを達成したあと、少し燃え尽きて「しばらくは短い距離を楽しみたい」と思う人も多いです。僕自身、最近はショートディスタンスを気軽に楽しむ乾杯派です（笑）

仲間がいるから続けられる

「仲間と一緒だからサボらない」「励まし合えるから頑張れる」
そんな声を、トライアスリートからよく聞きます。
もし周りに仲間がいなければ、初心者向けスクールに参加するのもおすすめ。たとえば、アスロニアのスクールは、コーチ付きで基礎から学べて人気です。

来年5月、「ホノトラ」でお会いしましょう！

最後にご案内です。
ホノルルトライアスロン（ホノトラ）は、来年も5月中旬に開催予定です（10月1日エントリー開始）。
スプリント、リレー、10kmランや小さい子供たちも参加するキッズトライアスロンなど初心者にやさしいカテゴリーがそろった大会。しかもスイムは、波のないアラモアナビーチパーク。青い空と海、最高のロケーションでのデビューにぴったりです。

最後に

トライアスロンには、いろんな入り口があります。
どれもが、「今の自分」で挑戦できる、温かくて自由なスポーツです。
少しでも興味があれば、まずは一歩を踏み出してみてください。
来年のホノトラを、新しい自分に出会うきっかけにしてみるのもいいかもしれません。ホノトラについては何でも聞いてください。応援しています！
詳しくはこちらの公式HPをご覧ください。