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王族の地へ…「ダウンタウン〜ヌウアヌ」編

王族の地へ…「ダウンタウン〜ヌウアヌ」編

よしみだいすけさんが綴るコラム第4弾。ハワイ王国の王族にまつわる場所が点在するダウンタウン〜ヌウアヌ渓谷を巡ります。

2018.07.04

よしみだいすけのフラナビ・コラム

「メレ(うた)を旅するハワイ」
第四回:王族の地へ… ダウンタウン〜ヌウアヌ

Aloha!フラ・ナビゲーターのよしみだいすけです。
『メレを旅するハワイ』第4回はオアフ島ホノルルです。
ホノルルの中でも、とくにハワイ王国の王族にまつわる場所が点在するエリア、ダウンタウンから山の手ヌウアヌ渓谷をハワイアン・ソングで巡りましょう。

巡るのは6つのスポットです。

 

今回のスポットはこちら

  • 1.イオラニ宮殿
  • 2.ワイカハルル
  • 3.マウナアラ
  • 4.カペナ
  • 5.クイーン・エマ・サマーパレス
  • 6.ヌウアヌ・パリ

 

 

1.イオラニ宮殿

スタート地点はイオラニ宮殿です。
観光ポイントとしてあまりにも有名な19世紀ハワイ王国時代の宮殿です。
ハワイ音楽の歴史、そしてフラの歴史上、とても重要な場所でもあります。
ハワイ先住文化の救世主カラカウア王が、禁じられた踊り「フラ」を復活させた場所、そして音楽家の女王リリウオカラニが数々の名曲を書いた場所。
イオラニ宮殿を舞台にした歌に『Mele O Ke Keʻena Kalaunu』があります。
ハワイ王国最後の君主、クイーン・リリウオカラニをたたえ、バラのレイとダイアモンドのネックレスで飾られる女王が、イオラニ宮殿内に立つ姿を思い歌うメレです。

Kuʻu hae kalaunu welo haʻaheo
I ka niʻo kau poku o ʻIokani Hale
我が王国国旗が風にはためく
イオラニ宮殿の頂点で

ちなみに、イオラニ宮殿はハワイ・オールスター出演ミュージック・ビデオ『Hawaii Aloha 2016』の撮影地のひとつとして登場します。

 

2.ワイカハルル

イオラニ宮殿を出てヌウアヌ通りに入り山側へ進むと、左手に日本総領事館が現れます。その裏手に川が流れる公園があります。リリウオカラニ・ボタニカル・ガーデンです。かつてリリウオカラニ女王が所有していたガーデンは、ホノルル市に寄贈され市民の憩いの場となっています。
『Kuʻu Lei Hōkū』という歌に登場する小さな滝がここにあります。

Kau pono aʻela i Waikahalulu lā
I ke kikowaena helu ʻekahi
ワイカハルルで落ち着く
みんなが集まる一番の場所

ちなみに、ワイカハルルは人気ミュージック・ビデオ『Pua Kiele』の撮影地です。

 

3.マウナアラ

リリウオカラニ・ボタニカル・ガーデンを出てヌウアヌ通りに戻り、山の手の方へ坂道を登ると左右に墓地が見えてきます。右手に黒い鉄格子の門が見えたら、そこがロイヤル・モーソリアムです。ハワイ語名は「マウナアラ」。ハワイ人にとって、そしてフラダンサーにとって、ハワイでもっとも神聖な地のひとつ、ここはハワイ王国の王族たちが眠る霊廟です。

『ʻAlekoki』という歌があります。ハワイ王国第六代の王ルナリロによって書かれたとされるこの歌の中に、マウナアラの地名が出てきます。「香りの丘」という意味を持つこの場所で、今はプルメリアが甘い香りを放っています。

E kilohi au i ka nani
Nā pua o Maunaʻala
私は見る、その美しさ
マウナアラの花々

ちなみに、マウナアラはProject Kuleana制作のハワイ・オールスター出演ハワイアン・ミュージック・ビデオ『Kaulana Nā Pua』の撮影地のひとつとして映像に登場します。

 

4.カペナ

マウナアラの横を流れる川「ヌウアヌ・ストリーム」にカペナ・フォールズという小さな滝があります。すぐそばの頭上をハイウェイが通っているとは思えない、森の静けさに包まれるこの場所が、前出の歌『ʻAlekoki』に登場します。作者であるルナリロ王の成就しなかった想い人への心残りが歌われる場所です。

Kau nui aku ka manaʻo
Kahi wai aʻo Kapena
思いが残る
カペナの水辺

ちなみに、ロバート・カジメロが歌う名曲『Aloha Aku Aloha Mai』のミュージックビデオ撮影地はここです。

 

5.クイーン・エマ・サマーパレス(エマ王妃夏の離宮)

マウナアラ、カペナ・フォールズからヌウアヌ通りを経てパリ・ハイウェイを登っていくと、ハイウェイ沿い右手にクイーン・エマ・サマーパレス(エマ王妃夏の離宮)があります。カメハメハ四世の后、エマ王妃の夏の別荘として使われた建物は、見学可能なミュージアム。南国の王族の暮らしがどんなだったか、ここで想像してみましょう。この別荘には南十字星のハワイ語「ハナイアカマラマ」という名前がつけられています。

近年、チャド・タカツギが『He Aloha Nuʻuanu』という歌の中でこの場所を歌に登場させました。

Huli hoʻi i Hānaiakamalama
Lamalama ia noho i ke kapu
ハナイアカマラマへ帰る
輝く聖なる地

 

6.ヌウアヌ・パリ

ヌウアヌはホノルルの渓谷の名前。ヌウ(高台)アヌ(冷たい)の名のとおり、山の手では冷たい風が吹いています。クイーン・エマ・サマーパレスからヌウアヌ渓谷を通り抜けるパリ・ハイウェイをさらに登っていくと、観光地として知られる断崖絶壁の展望台ヌウアヌ・パリに着きます。強風で有名なこの場所が、ヌウアヌの風物詩とともにカメハメハ四世をたたえる『Ua Nani O Nuʻuanu』に描かれています。

Ua nani ʻo Nuʻuanu
I ka lau o ke kāwelu
Ua hālāwai aku lā
Me ka makani nui
美しいのはヌウアヌ
カヴェルの葉が茂る
そこで出会うのは
強く吹く風

ハワイ王国の王族と縁のある場所が点在するダウンタウンからヌウアヌ渓谷の奥へ、ハワイアン・ソングに歌われた場所を巡る旅、いかがでしたか?

歌を知ると、ハワイがもっと楽しく愛おしくなります。このコラムを通じて、ハワイアン・ソングとハワイの地・歴史について新発見をしていただけたら嬉しいです。

 


 

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7/28(土)東京、吉祥寺 ウィズパディ
7/29(日)東京、赤坂 アロハテーブル
7/31(火)福岡 アロハ日和
8/1(水)福岡 アロハ日和
8/5(日)札幌 ハレ・ラウンジ・オハナ

各イベントの詳細はこちら
http://www.yoshimidaisuke.com/pages/1040207/page_201706020227

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