これぞロコめし!水産業者のポケを食すべし

これぞロコめし!水産業者のポケを食すべし

ハワイ島最大の水産業者「スイサン」のポケが美味しくないわけがない!食べ比べしつつチェックしてきましたよ〜!

公開日:2017.02.28

更新日:2017.09.14

ハワイ島(ビッグアイランド)特別コラム

(※この記事は2017年2月28日に公開されたものです。)

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アロハ! メグミです。

ハワイを代表するローカルフードのひとつ、「ポケ」。
アヒ(マグロ)をはじめとする魚介類を、ハワイアンソルトやごま油、ネギ、海藻などと和えたお料理。

醤油やスパイシーマヨと和えたり、使用するソースや具材をアレンジすることで、レシピは無限大に。
日本人にとっては生魚の「漬け」のような感じで、馴染みやすい味でもあります。

オアフ島にも、ポケの名店は数々あるのですが...。
ハワイ島では

「ポケといえばスイサンでしょう!」

という声が多し。

はい? 水産?

1reIMG_3240.jpgはい、こちらがスイサン(SUISAN)です。

創業はなんと戦前の1907年。
日系人のハヤシさんとエガワさんによって設立され、今ではハワイ島随一の水産会社として島中に新鮮な魚介類を流通しています。

このブルーの建物は、スイサンの象徴ともなっているフィッシュ・マーケット。
いわゆるお魚屋さんです。

歴史あるお魚屋さんですが、1946年にヒロを襲った津波により、このお店も壊滅的なダメージを受けたそうで...。
今ある建物は、近年になって建て替えられたものです。

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お店の中は、順番待ちのロコで大にぎわい。
この時は、平日の夕方16時頃だったのですが、このとおりの人気ぶりですよ。

3reIMG_3181.jpg4reIMG_3182.jpg
見たことのない南国のお魚がいっぱいだ〜!

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アヴェオヴェオ...と読むのでしょうか。

アヒ(マグロ)やオノ(カマスサワラ)、マヒマヒ(シイラ)はオアフ島でもよく見かけますが、アヴェオヴェオとは初めて出会いましたよ。

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ガラスの冷蔵ケースには、ぴっちぴちの新鮮な切り身がずらり。

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価格はすべてマーケットプライス(時価)のため、その日の値段が黒板に表示されています。
マヒマヒが1パウンド$7って、安いなあ。

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断面が美しいアヒ(マグロ)の赤身。

これら水揚げされたばかりの新鮮な魚介類が、美味しいポケとしても販売されているんです。

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ポケ売り場に掲げられた値段のリスト。

黒板では「アヒポケ $10」と、ざっくりとしか書かれていませんが、この下にある冷蔵ケースには、アヒポケだけでも何種類も並んでいます。

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こちらがポケの冷蔵ケースなのですが...。
左端のポケは、すでに売り切れちゃってる〜!

人気のフレーバーは、毎日この巨大なトレーに山盛り3杯ずつ作っても、すぐに売り切れてしまうのだとか。

【ポケのオーダーのしかた】
1、どのポケが食べたいかを吟味するべし。
2、ポケだけを買うか、ご飯をつけてポケ丼やプレートにするかを決めるべし。
3、ポケだけ買う場合は、重さをパウンドで伝えるべし。1パウンドが約430グラム。
4、ポケ丼は、1種類のポケが選べる「ワンチョイス」($9)、2種類選べる「ツーチョイス」($11)がある。
5、ポケ・プレート($15)はご飯に2種のポケ、2種の副菜がつく。
6、ポケ丼・プレートの場合は、重さを伝えなくてもOK。
7、品物を受け取ったら、レジで会計!

 

11reIMG_3212.jpgポケ丼(ツーチョイス)$11

ポケはオーソドックスな「アヒ・ハワイアン」と、カジキが甘めの韓国風ソースで味付けされた「マーリン・テグ」。

ご飯には海苔のふりかけがかかっています。
後ろにあるポイは、プラス$1.50で追加できますよ。

ポケ丼、ご飯だけでなくポケもずっしりたっぷり入っていて、かなりのボリューム感です。
この値段でこの量は、かなりお得なのでは!!

12reIMG_3207.jpgポケ・プレート$15

たっぷり3スクープのふりかけご飯に、ポケ2種、副菜2種がついた豪華版。
ポケは「ハニーアロハ」と「ミソタコ」を選んでみました。
副菜は「海藻サラダ」と「ロミサーモン」です。

13reIMG_3227.jpgポケ盛り合わせ(時価)

ご飯はいらないから、ポケだけ食べたい時には、こんな風に盛り合わせにすることも可能。

ポケは、左から「ハワイアン・アヒ」、「スパイシー・アヒ」、「セサミ醤油アヒ」です。

...さて。
いまご紹介した「ポケ丼」「ポケ・プレート」「ポケ盛り合わせ」を、
すべてひとりで完食したわけですが、

どのポケも、赤身マグロはじめ素材が新鮮そのもので、むちゃウマです!!

いやまあ、日本人としては
「新鮮で上質なマグロは、生醤油で食べるのが一番では?」

という思いも、無いわけではない...ですよね。正直なところ。

ですが、ポケの味付けって、スパイシーマヨという一見素材の味を殺しそうなソースであっても、赤身との相性が絶妙に良くて、これはこれで認めたい味と言いますか。
赤身マグロのお刺身は、5〜6切れ食べれば満足しちゃうけれど、ここスイサンのポケは、私としては1パウンド平気で食べられるほど、どストライクな味でした。

ちなみに、私が今回食べたものに勝手に順位をつけるならば、

1位:ハワイアン・アヒ
2位:スパイシー・アヒ
3位:セサミ醤油アヒ

です!
店頭で迷われた際には、ぜひご参考に〜。

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冷蔵ケースの中、ポケと並んで「紫芋」だの「リーヒン・パイナップル」や「リーヒン・マンゴー」もありました。

...というか、どの写真を見ても、ポケが軒並み売り切れ寸前というのが、すごいですね(笑)。

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冷蔵の棚には、刻みネギやトビコなど、ポケにトッピングしたら豪華になりそうなアイテムが並んでいます。

その中には...

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乾燥させてジャーキーのようになったドライポケがありました!
初めて見ました!これはお酒のアテに良さそうですね〜。

と、いうわけで。
ハワイ島ヒロでポケが食べたいと思ったら、迷わずスイサンへ。
ロコも太鼓判を押すクオリティです。

お店の外にあるテラス席で食べても良し、すぐ近くにはカメハメハ大王像がある公園もあるので、そこで食べるも良し。
ホテルのお部屋で、晩酌のお伴にするも良し!

ぜひぜひチェックしてみてくださいね〜!

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