爽快!クアロアに登場の上空アトラクション【クアロア・ランチ(クアロア牧場)】

爽快!クアロアに登場の上空アトラクション【クアロア・ランチ(クアロア牧場)】

さまざまなアクティビティが体験できる人気スポット「クアロア牧場」に、オアフ島最大規模の「ジップライン」が新登場。高低差30メートルの渓谷を滑ってきました!

公開日:2015.05.06

更新日:2017.06.27

編集部体験レポート

 アロハ! ケイです。
 最近、世界各地で人気の「ジップライン(Zipline)」。山と山の間を繋いだワイヤーにぶら下がって滑空するジップラインはとてもスリリングで、まるでジャングルに住むターザンのような気分が味わえるとか。最近、クアロア牧場にオアフ島最大規模のジップラインが登場したとのことで、アウトドア好きな編集部のヨリエと早速行ってきちゃいました!

1.jpg 受付でチェックインを済ませたら、体重測定をします。このアトラクションには安全のために体重制限(34kg以上127kg未満)が設けられていて、しっかりチェックされるんですよ。ジップラインが設置された場所に移動するためのバスに乗り込み、いざ出発!数々の映画の撮影地となった広大な草原や、のんびり朝寝坊中のクアロア牛たちの間を通り抜け、いよいよこのジップラインツアーでしか来れないカアアヴァ谷へ到着です!まずはジップラインの準備をするための小屋に集合。ここは、青いカネオヘ湾が遥か彼方に見えるキレイな景色が広がりますが、少し怖いくらいの高さにありました。

 手荷物をロッカーにしまい、ジップラインを安全に滑るためのハーネスを体に装着します。これにいろいろな金具が付いていて、ちょっと重ため...でもちゃんとひとりずつにスタッフがつききりで、装着を手伝ってくれます。仕上げはスタッフ数人がかりで、すべての金具とハーネスがしっかり付いているかチェックしてくれました。安全に気を配っているのがよくわかって、こちらも安心できますよね。

12.jpg 準備が完了すると、スタッフが私たちの体に付いている各器具の説明や、ジップラインの滑り方を教えてくれます。また、鬱蒼としたジャングルの上空を滑るため、万が一何か物を落としてしまった場合、見つかる可能性が低いこと、よって貴重品はロッカーにしまうか、所持するなら自己責任で、というお話がありました。私は心配性なのでロッカーにしまいましたが、ヨリエは滑っている間の動画を撮りたいからと、スマートフォンをファスナー付きのポケットへ。ほかの参加者も、GoProを胸元に取り付けていたり、カメラを首からかけていたり、小さい斜めがけバッグを持ったままの方がほとんどでした。

 約2時間かけて全7本のジップラインを滑りるこのツアーでは、スタッフが必ず3人付きます。2人のスタッフが先にゴール地点へ滑り降り、残り1人が参加者 を見送る役割。スタッフ同士がトランシーバーでお互いに確認し合いながら、しっかりと安全のための手順を踏んで進んでいくため、私たちはただ身を任せるだけでラクラク楽しめました。

 山道を数分登り、ついに、ジップラインのスタート地点へ。

4.jpg それでは、まず1本めのチャレンジ!「ジップオン!」を合図に、勢いをつけて飛び降ります。飛び降りるとき、このまま下に落ちてしまわないか一瞬だけドキっしますが、もちろん体は浮かんだまま滑空!

 スピード感たっぷりで、あっという間に1本めの練習用ラインを滑り降りました。恥ずかしながら、何をする余裕もなく、ひたすら安全バーにつかまっていることしかできませんでした(笑)。最後はちゃんと到着地点でスタンバイしているスタッフがスピードを調節してくれて、ゆるりと着地することができます。

5.jpg

 続いてヨリエはスマホを堂々と片手に、余裕の表情。ちなみにこのように体を丸めるのは「ココナッツ」と呼ばれ、体重の軽い人や、もっとスピードを出したい人におすすめなんだそう。逆にスピードが出てほしくない人には「スターフィッシュ」と呼ばれる、手足を大の字に広げるポーズもありますよ。

6.jpg 2本め、3本めと続き、慣れてリラックスしてきたところで記念撮影。滑るごとに少しずつハイキングしているため、いまだ高い位置にいます。

 見てください、この絶景! このカアアヴァ谷では、ハワイ由来の植物がたくさん保護されていて、スタッフが豆知識や神話の伝説などを紹介してくれます。希少なコアの木の存在は、専門店で時計や器などのインテリアアイテムになっているので知っていましたが、実際に自然のまま植わっている姿を見ることができたのは初めてで、感動です。

8.jpg とにかく心配性な私は、「荷物は全部ロッカーの中で、ツアーは約2時間。アウトドアアクティビティなのに、水分補給はどうするんだろう...」と少々不安に思っていたんです。でも、そんな心配は無用でした。7つのコースの間、2カ所に飲料水が用意してあります。この日は曇っていてそれほど暑くはなかったのですが、重たいハーネスをつけてハイキングしたり、ジップラインで叫んだりしていると、やはりのどが乾きます。しかし、お手洗いはゴール地点までありませんので、飲みすぎないように!

7.jpg このツアーではジップラインだけでなく、グラグラ揺れる吊り橋も渡りますよ〜。こちらもハーネスとワイヤーで安全につながれたまま渡りますが、心もとない細いロープの手すりがスリル感満載です。うっかり隙間から下を覗いたら、バランスを崩して前に進むのが大変になりました。



 いよいよラストのジップライン。いくつものスリルを共に乗り越えてきた参加者たちの間には、いつの間にか不思議な仲間意識が芽生え、ラストジップを迎え寂しくしんみりした雰囲気に。「最後は楽しく笑っておしまいにしよう!」と、スタッフが「フラジップ」の提案をしてくれました。名前の通り、ジップラインを滑りながらフラを踊るというもの。名残惜しい気持ちを抑えて、みんな笑顔でフラを踊りながら滑っていきます。相変わらずヨリエは片手でスマホを持ち、その上片手でフラを踊るという高度な技を披露しておりました(笑)。その動画が上です!

10.jpg こちらが今回のスタッフのイケメンお兄さんとキュートなお姉さん。とっても元気で、フレンドリーで、さらに私たちの安全を最優先に考えていることがとても伝わってくるステキな人たちでした。

 気持ちはまだジップラインで空を滑り降りているままの中、行きと同様にバスでクアロア牧場のフロントへ戻ります。しかし道中、バスのドライバーさんの「お昼ごはんはもちろん、アレでしょ?」の一言から、私の頭の中は一気にあの名物メニューでいっぱいになってしまいました...

13.jpg
 そう、クアロア牧場といえば、クアロアバーガーですよ! クアロア牧場で大切に育てられた牛のお肉で作られた、ジューシーなハンバーガー。ジップラインに向かう途中で見かけた牛たちの家族かもしれないと思うと、最後のひと口まで大事に味わいたくなりますね。グラスフェッド(放牧されて牧草を食べていること)のビーフは、脂身が少ないだけでなく、栄養素も豊富なんだそう。クアロア牧場でたっぷり遊んだあとにぴったりな満腹メニューは、カネオヘ湾を臨むテラス席から食べるのがオススメですよ。

 自然を思う存分満喫して、さらにいろいろ学べちゃう新しいアトラクション「ジップライン」の登場したクアロア牧場へ、スリリングな挑戦をしに行ってみませんか?

★ジップライン 1人$139
予約に関するお問い合わせはこちらから>>
※「ジップライン予約」の旨を表記してください。

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