
マキキで日系移民を偲ぶ「寄せ墓お盆供養」
マキキ墓地にて毎年行われている、初期日系移民のための「寄せ墓お盆供養」が今年も開かれます。
更新日:2017.06.14
明治時代以降、サトウキビ畑での労働に従事するため移住し、亡くなった日系移民を弔う「移民寄せ墓お盆供養」が、7月19日(土)にオアフ島マキキ墓地にて行われます。
多くの日系移民をはじめ、戦時中に亡くなった日本海軍兵などが眠る場所として知られ、「日本人墓地」としても有名なマキキ墓地。そのなかにある「寄せ墓」とは、ハワイの開拓を行った初期日系移民のなかで、身寄りがないまま亡くなっていった289名の魂を弔うために作られた共同の墓です。1986年には、多くの人びとの支援の元、約3メートルの慰霊碑が建てられました。現在、毎年7月に行われるお盆供養は、この慰霊碑の前で催行されています。
亡くなった人びとへの敬意を込めて、ハワイにある7つの仏教宗派からなるハワイ仏教委員会による読経や儀式が行われるお盆供養は、誰でも参加することができます。ぜひ足を運び、今のハワイ日系社会を作る礎となった移民たちの歴史と道のりに思いを馳せてみませんか?
移民寄せ墓お盆供養
Imin Yosebaka Obon Memorial Service
[日時] 2014年7月19日(土)9:00〜
[エリア] マキキ
[アクセス] ワイキキから車で約10分
[住所] 1630 Pensacola St.
[電話] 808-941-5889(United Japanese Society of Hawaii /布哇日系人連合協会)
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