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ハワイの焼酎「波花」待望の2作目が登場!【波花】

ハワイの焼酎「波花」待望の2作目が登場!【波花】

ハワイ初の焼酎ブランド「波花」の2作目が発売開始に! その生みの親である平田憲さんと由味子さん夫婦にお話をお聞きしました。

2014.05.26

アロハストリート・インタビュー

 2013年10月にハワイ初となるメイド・イン・ハワイの焼酎「波花」が誕生しました。その生みの親である酒造家は、日本からハワイへ移り住んだ平田憲さんと由味子さんご夫婦。ふたりの手造り焼酎はロコの間でも評判となり、数量限定のボトル2500本はあっという間に売り切れとなりました。初回の波花、オリジナル・ブレンドの完成から約半年が経った先日、平田さんご夫婦から編集部に連絡があり、「2作目のモロカイ・ブレンドができあがりました」との知らせが! 早速ふたりに会うため、ノースショアにある蒸留所まで行ってきました。

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★2013年ハワイ初の焼酎がノースショアで誕生!
オリジナル・ブレンド完成時のレポートはこちら>>

酒造家
平田憲、由味子

憲の両親がハワイに移住したことがきっかけで、大阪に住みながら何度もハワイを訪れる。20代半ばでポイを食べ、ハワイの芋を使った焼酎造りに憧れるように。憲が30代後半となる2005年に、それまでフリーランスで行っていた商品企画の仕事を辞め、鹿児島の「万膳酒造」で3年間修行を積む。妻の由味子と一緒に、ノースショア・ハレイワの土地で開墾からすべて手作業で蒸留所を設立し、2013年10月にハワイ初となる芋焼酎「波花」を完成させた。

★ハワイアン焼酎カンパニー
Hawaiian Shochu Company

[メール] kaloimo@gmail.com
[ブログ] http://kaloimo.exblog.jp

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──こんにちは! ハワイ初の焼酎が完成して、その後反響はいかがですか?

憲:今日はわざわざ来ていただいてありがとうございます。こういう風に取材される機会も増えて、記事を見てたくさんの人たちが来てくれるようになりました。ロコの方たちは箱でまとめ買いされることが多くて、有り難いですね。ハワイで受け入れてもらえて、ホッとしました(笑)。

──私たちのまわりにも「波花」のファンがたくさんいますよ。新作を心待ちにしている人も多いと思います。先日(2014年3月)できあがったという2作目の焼酎は、モロカイ・ブレンドだそうですが。

憲:うん、そうです。芋が違うんですよ。オリジナルの波花には、オキナワン・スイートポテトのみを使いましたが、2作目のモロカイ・ブレンドには、オキナワン・スイートポテトにモロカイパープルというサツマイモを20%ブレンドしました。あと、麹の種類も変えて、オリジナルは黒麹、モロカイ・ブレンドは白麹。2種類のサツマイモからできる独特の風味と、白麹ならではのスッキリとした味わいが楽しめます。これからは、オリジナル・ブレンドのほかにも、ハワイのいろいろな場所で採れた芋を使い分けて、新しい味を開発していきたいと思ってます。

──それは毎回の仕上がりが楽しみですね! 長年かけて準備した焼酎造りが軌道に乗り始め、達成感もひとしおなのでは?

憲:いや〜全然、まだまだこれからですよ。「あ、できたね、ハイ次」という感じです。ぼくらの焼酎は全部ふたりで手造りしているので、一度にボトル2500本分しかできないんです。うれしいことに、もっと気軽に買いたいという声もいただくので、レストランへの卸しだけでなく、リカーショップでの小売も考えたいところなんですけどね。少しずつね、これからです。

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──以前、編集部メグミのレポートにもありましたが、土地の開墾から手作業で行ったそうですね。焼酎を造るための大きな壺も、日本から持ってきたと聞いて驚きました。

憲:そうですねー、実際にやってみたら思ったよりお金も時間もかかって、白髪が増えました(笑)。カメ壺は、ぼくが修行した鹿児島の万膳酒造の師匠から譲ってもらって、日本から持ってきました。海外の技術では、日本の伝統的なカメ壺を新しく作るのは難しいそうなんですよ。ハワイに持ってきたのは、100〜150年前のものらしいです。「使い込んだ"和ガメ"がいい」って言いますもんね。やっぱり何か滲み出るものがあるんでしょうね。

日本でも、こういうカメ壺を使って手間暇をかけて造る、昔ながらの製法を大事にしている万膳酒造のような蒸留所は珍しいんですよ。いま、ぼくらがハワイでこんな風にコツコツとふたりで焼酎を造ることができるのは、万膳師匠のおかげです。

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──なるほど、日本の伝統が初めてハワイにやって来たと思うと、感慨深いものがありますね。古いものには不思議な力が宿っている気がします...。ハワイで造られる焼酎とは、どんなものなのでしょうか?

憲:焼酎は基本的に南国の酒なんですよね。でも、同じ暖かい場所でも、環境が変わると、できる味もまったく別物になります。ハワイは、風、空気、水、土、すべての要素が焼酎造りに適しています。

美味しい焼酎を造るために人間ができることなんて、ほんのちょっとなんです。ぼくの仕事の6〜7割は、雑菌を入らせないようにするための地味な掃除の作業ですし(笑)。ここの焼酎の美味しさは、自然の力で生まれています。そうでないと、ぼくらの手だけでこんなにいいものは作れないですよ。ハワイの芋を使って造ってみた焼酎はとても美味しかった。みなさんに喜んでもらえる結果になってうれしいですね。

──ハワイならではの美味しさが詰まった焼酎なんて、なんだかロマンチックですね。完成にいたるまでは苦労も多かったと思いますが、どのような気持ちで乗り越えたのでしょうか?

憲:すごいことを成し遂げたかのように言われることもあるけど、実際に作業している本人は目の前のことをクリアしようとしてるだけだから、「あ〜、しゃーないな」くらいにしか思ってないですよ。どんな仕事をしている人でも同じでしょう? これを言うと笑われますが、突然の思いつきで始めたんです。でも、やってみていろいろ分かったいま、「9年前に戻ったら同じことをするか」と聞かれると...迷いますね(笑)。

ハワイの人たちは本当にみなさんいい人で、困ったときにはいつも手を差し伸べてくれて、なんとかここまでこられました。つい最近も、カメハメハ財団の方たちに電気をひいてもらって、ようやくライトのある生活ができるようになったし(笑)。あとは、九州の種子島出身の職人さんがたまたま来て、ただでシャワーを作ってくれたり。それまでは野外で水シャワーを浴びていたから、久しぶりに裸で浴びた時は感激しましたねー。

──すごい! (笑)。そんな風にハワイで焼酎を造る先駆者のふたりに刺激されて、弟子入りしたいという声もあるのでは?

憲:いやいや、ぼくがまだ弟子の身分ですから。普通はたった3年で焼酎造りを教えてもらえるわけがないんですけど、師匠に「もうおっさんだからはよしろ」って言われて。でもまだまだ、へなちょこなんで。まあいつか、じじいになった頃に誰かを雇えるように、これから蓄積していきたいですね。

──では最後に、平田さんにとっての焼酎造りの楽しさを教えてください。

憲:毎晩奥さんとふたりでお酒を呑むことかな(笑)。あとは、いろんな人との出会いですね。地元ハワイやアメリカ本土、日本からもたくさんの人たちが訪ねてきてくれるので、みなさんの話を聞くのが楽しみなんです。今だって本当はぼくの話はどうでもいいんですよ、取材だからしょうがないけど(笑)。今度は仕事抜きに、遊びに来てください。

──ありがとうございました!

インタビューを終えて...

ノースショアの雰囲気によく合うリラックスした雰囲気が魅力の平田さん。「まだまだなんで...」とはにかむ様子が印象的でした。虫の音が心地良い静かな蒸留所で焼酎造りに専念しながら、奥さまの由味子さんと一緒に毎日楽しそうにお酒を呑む姿が目に浮かびます。日本の伝統とハワイの自然が織りなす焼酎の美味しさ...これからも、毎回の完成が楽しみです!


【波花が飲めるレストラン】
アロハテーブル・ワイキキ

ハワイアン焼酎カンパニー
Hawaiian Shochu Company

[メール] kaloimo@gmail.com
[ブログ] http://kaloimo.exblog.jp

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