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フラ最大の祭典「メリー・モナーク」とは?

フラ最大の祭典「メリー・モナーク」とは?

大好評フラナビコラム第5弾。ナビゲーターのヌイダイスケさんが、フラの競技会として最大の存在感を誇る「メリー・モナーク」について解説!

公開日:2013.03.25

更新日:2017.06.14

よしみだいすけのフラナビ・コラム

 Aloha kakou!
 フラ・ナビゲーター Nui Daisukeです。

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 フラの競技会はたくさんありますが、なかでも存在感、規模ともに最大で、もっとも歴史が古いのがメリー・モナーク・フェスティバルのフラ競技会です。今年第50回を迎えるフェスティバル開催まであと数日に迫り、ローカル雑誌でも特集が組まれるなど、ハワイは今メリー・モナークの話題で盛り上がっています。そこで、今回はフラ競技会の最高峰、ハワイの言語と歌と踊りの祭典、メリー・モナーク・フラ大会についてご紹介しましょう。

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●メリー・モナークはいつ開催?

 メリー・モナーク・フェスティバルの開催日が毎年違うことを、不思議に思っている人も多いことでしょう。フェスティバルの開催期間は、米国の祝日、復活祭の日(イースター・サンデー)から1週間と決まっています。そして、この復活祭の日が変動祝日なのです。もともと太陰暦にしたがって決められた日で、春分の日の後にやってくる満月の直後の日曜日が復活祭の日です。そして今年は、春分の日が3月20日、その後の満月が3月26日、その直後の日曜日は3月31日、というわけで今年のメリー・モナーク・フェスティバルは3月31日からの開催なのです。

 メリー・モナーク・フェスティバルのメイン・イベントであるフラ競技は木曜、金曜、土曜の3日間で開催されます。今年は4月4日、5日、6日(ハワイ時間)です。会場はEdith Kanakaole Stadiumです。

★会場の住所&マップはこちらからチェック→865 Piilani St, Hilo, HI 96720

●メリー・モナーク・フェスティバルの歴史

 今年のメリー・モナーク・フェスティバルは記念すべき第50回、つまり最初に開催されたのは1964年でした。この第1回のフェスティバルからずっと開催地は変わらずハワイ島ヒロです。どうしてヒロなのでしょうか?

 その理由は、1960年にさかのぼります。この年の5月23日、ヒロを津波が襲いました。前日南米で起こった大地震を引き金にした津波でした。町は壊滅状態になってしまいました。3年後、規模は半分以下となってしまいましたが町はなんとか復活、でも経済はままなりません。そこで計画されたのが、ヒロにハワイ中の人を集める観光誘致のフェスティバルでした。そして1964年、第1回メリー・モナーク・フェスティバルが開催されたのでした。このフェスティバルにフラ競技が加えられたのは1971年。第1回の競技には9グループが出場。ハワイ文化の象徴としてフラが見直され、ハワイ文化復興運動が活発になった時代の機運もあって、フラ競技は年々拡大。20以上の男女フラ・グループが出場して4000席以上の客席を埋める、3日間に渡る競技として定着し、世界中からハワイ文化を愛する人が集まるフェスティバルとして現在に至ります。

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●メリー・モナークの名前の由来

 フェスティバルの名前「メリー・モナーク」は英語でMerrie Monarch、つまり「陽気な王様」という意味です。ハワイ王国時代、19世紀にデビッド・カラーカウアという王様がいました。西洋諸国からの宣教師や実業家の影響で衰退していた「ハワイの言語や文化」を復活させ、先住ハワイアンのプライドを喚起させた人として、ハワイアンに愛され続けています。国王の力を最大限に利用して伝統フラを復活させ、新たに西洋音楽を導入した新しいフラの流れを奨励し、フラを消滅の危機から救ったのが彼。音楽と踊りをこよなく愛したカラーカウア王の意志を引き継ぐことを目的として、彼のニックネーム「メリー・モナーク」がフェスティバル名となったそうです。フラを一言で表現した有名な彼の言葉です。

"Hula is the language of the heart and therefore the heartbeat of the Hawaiian people."
「フラは心の言葉、すなわちハワイ人民の心臓の鼓動そのものなのです。」

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●メリー・モナーク・フラ大会の内容

 木、金、土曜の3日間の競技内容は以下の通りです。

木曜:ミス・アロハ・フラ競技
女性ソロ部門の競技です。各ハーラウ(フラ教室)の代表として選ばれた女性がソロで踊ります。出場資格の最低条件は、年齢が18歳から25歳であること、未婚で子供を持たないこと、などです。
毎年10人前後が出場します。最初にカヒコ(古典)部門が競われ、続いてアウアナ(モダン)部門、審査、授賞式と続きます。カヒコ、アウアナの総合最高点のダンサーが、ミス・アロハ・フラに輝きます。

金曜:団体カヒコ競技
女性グループ、男性グループがランダムに出場する古典フラの競技です。今年は26組出場の予定。各グループの持ち時間は7分、オリ(詠唱)、カイ(入場の踊り)、メレ(演舞曲)、ホイ(退場の踊り)と4つのパートを時間内で競技します。打楽器とチャントに合わせて踊る、伝統的で神聖なフラが観られます。

土曜:団体アウアナ競技
前日の出場グループが同じ順番でステージに立ち、生演奏の歌と音楽に合わせて踊るアウアナ競技です。カヒコと同じく、持ち時間は7分。カイ(入場の踊り)、メレ(演舞曲)、ホイ(退場の踊り)と3つのパートを時間内で競技します。
アウアナ競技後、審査、授賞式が行われます。

下記各部門の入賞グループが発表されます。

・団体男性カヒコ部門
・団体女性カヒコ部門
・団体男性アウアナ部門
・団体女性アウアナ部門
・団体男性総合
・団体女性総合
・団体総合優勝

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●メリー・モナークの楽しみかた

 メリー・モナークのフラ大会を観るには3つの方法があります。ひとつめが現地会場で観る方法。そしてこれはもっとも困難な方法でもあります。メリー・モナーク・フラ大会の会場は座席数が4200席、その半分は出場チームとその身内に、残りの半分が一般客に割り当てられます。一般チケットは抽選応募制となっています。個人で応募して当選するか、チケットを確保した業者のツアーに参加するかのいずれかしか方法はありません。アメリカ本土や日本などからの応募者の数は年々増え続けていて、チケット購入はとても難しくなっています。ダンサーたちが身につけた草花のレイの香りや、会場の熱気、現地ならではの体験を一度は味わいたい、というのが多くのフラ・ダンサーの夢です。

 ふたつめは、ハワイで地元テレビの生中継を観る方法。KFVEという地元局が放映する現地からの生中継は、ステージ・パフォーマンスのほか、事前に制作された数々のショート・ドキュメンタリーを観ることができます。テレビならではの良さは、いくつかあります。まずは、やわらかいソファーなどでビールなど飲みながらくつろいで観られること(会場の席は冷たく堅くて快適とは言えないのです)。3日間とも4時間から6時間ほどの長時間に及ぶので、これは大きなポイントです。また、ズームするカメラの映像のおかげで、ダンサーの表情や衣装のディテールが楽しめます。手の震えまで見えて臨場感があります。

 3つめは、インターネットのストリーミング放送を観る方法。これなら日本でも観ることができます。ハワイ現地のテレビで観られるものと同じものがほぼリアルタイムで視聴できます。

ストリーミング放送は、KFVEサイトのリンクからどうぞ→

☆放送時間(日本時間)
 4月5日(金) 13:00~
 4月6日(土) 13:00~
 4月7日(日) 13:00~

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◇◇◇フラナビゲーター・ヌイダイスケさんからのお知らせ◇◇◇

■セミナーのお知らせ
6月から7月にかけて、日本全国のフラ教室を巡る「ワンランク上のフラ・ダンサーへ~90分でわかるフラ・ソング」セミナー・ツアーを計画しています。クラス単位で呼んでいただける教室/グループを募集中。ご興味があるかたはぜひお問い合わせください。

■ハワイ島フラ合宿
クムフラ・カワイカプオカラニ・ヒューエットから直接学ぶフラ・カヒコ合宿を11月に実施します。ハワイ島で5日間滞在して学ぶ10人限定のプログラムです。通訳&コーディネートは吉見大介。お問い合わせお待ちしています。

お問い合わせ:hulanavi@gmail.com
フラナビFacebookページ: www.facebook.com/hulanavihawaii

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