サトウキビの町のあたたかなフェスティバル

サトウキビの町のあたたかなフェスティバル

シュガーミル跡の広場で、地元産プロダクトやライブ演奏の「テイスト・オブ・ワイアルア」が開催されました!

公開日:2011.04.26

更新日:2017.06.14

ハワイのイベント・レポート

 アロハ! メグミです。

 先日4月23日(土)、ノースショアの小さな町・ワイアルアにて「テイスト・オブ・ワイアルア」というフェスティバルが開催されました。会場となったのは、サトウキビ工場跡の広場。現在はサトウキビ工場の建物を利用したソープファクトリーやコーヒー&チョコレート・ファクトリーがあることでも知られています。

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 ロコ・アーティストによるクラフト販売をはじめ、コーヒーショップやベーカリー、チョコレート、プレートランチなどなど、地元ワイアルアやノー
スショアのお店が集まり、たくさんのブースが出店。ノースショアらしいのんびりした空気の中、訪れた人たちも食べ歩きを楽しんだり地元プロダクツを購入したりと、マイペースにこのフェスティバルを楽しんでいました。

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 地元では「ザ・ベーカリー」の名前で親しまれているパアラカイ・ベーカリーのブースもありました。エクレアが有名なお店ですが、この日はエクレアはなし。代わりに、テーブルに置かれていた黄色いクリームのケーキをいただこうと思ったら、なんと全部試食用に配っているのだとか! 甘さ控えめのココアスポンジがなんとも美味でした〜。

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 ハレイワ特製エコバッグを発見! こうしたエコ活動も、自然が身近にあるノースショアらしいですね。また、別のブースでは、「KEEP THE COUNTRY COUNTRY!(田舎を田舎らしく保とう)」のスローガンをかかげたグッズもありました。

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 嗜好品「カヴァカヴァ」を出すお店もありました。カヴァカヴァ(もしくはカヴァ、カバともいいます)は、植物の根っこを乾燥させ、成分を水で揉み出した飲み物で、ハワイをはじめ南太平洋の広い地域で古くから親しまれています。アルコールではありませんが、飲むとお酒に酔ったような感じがする不思議なドリンク。見かけたらトライしてみることをおすすめします! 別の世界が開けるかも…?

 

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 ステージでは、ロコ・ミュージシャンによるライブが行われていました。遠くに山をのぞむ開放的な会場に、ウクレレやスラック・キー・ギターの生演奏が響き渡ります。う〜ん、なんて贅沢!

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 貴重なクラシック・カーがずらり。ぴっかぴかに手入れされた往年の車たちは、カー・ファンではない私でも「ほほ〜」と見惚れてしまう愛らしさ。もちろん全部、ちゃんと現役で走るんだそうですよ!

 オアフの片田舎・ワイアルアで開催されたこのイベントは、今年で4回目。この町で100年以上も可動し、栄華を誇ったシュガーミル(サトウキビ工場)が閉鎖されたのは、1996年のこと。そして現在は、コーヒーをはじめとする上質なロコ・プロダクトを生み出す町として生まれ変わりました。「古きよき時代に敬意を払いながらも、新しい町づくりをめざそう」。そんな地元の人たちの気持ちがあふれた、あたたかいイベントでした。

 こちらのワイアルア・シュガー・ミル跡には、ノースショア・ソープ・ファクトリーやワイアルア・コーヒーなど、注目のスポットが集まっています。また広場では、毎週土曜日にファーマーズ・マーケットも開催されていますので、そちらもおすすめですよ。ノースショアといえばハレイワが有名ですが、ぜひお隣りのワイアルアへも足を伸ばしてみてくださいね!

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