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ロコに聞いたノースで一番うまいポケ

ロコに聞いたノースで一番うまいポケ

公開日:2009.04.19

更新日:2017.06.25

ハワイ発プレミア情報誌アロハストリート

ロコ・サーファー

 クリスタルブルーに輝く海、押し寄せる大波、その波にボード1本で立ち向かうサーファー、シェイブアイスにシュリンプトラック。これらはノースショアを表す一般的なイメージ。もちろんそれらも魅力的だけれど、住んでいるからこそ知っているノースショアの楽しみ方ってまた違う。このコラムではノースショア在住6年半の中で、ロコたちから伝授されたとっておきのノースショアを紹介。第1回目は、多くの人がすでに良く知っているポケ。でもノースショアの住人以外にはほとんど知られていない名店のお話。

 ハワイのローカルフード「ポケ」。マグロやタコのぶつ切りに醤油や海藻、玉ねぎ、青ネギ、塩、ごま油を和えて味をしみ込ませたローカル風pupu(おつまみ)は、地元のパーティには欠かすことの出来ない食べ物。味がしみているから、ロコが大好きなビールととてもよく合う。ポケはアヒポケ(まぐろ)、ショーユ・ポケ(マグロの醤油漬け)、リムポケ(まぐろをリム=海藻で和えたもの。磯の香り高し)、タコポケと様々な種類があり。また同じ種類でも味付けはお店毎に独創的だから、それぞれのお店にファンがいる。

 どのスーパーでも手軽に手に入れることのできるポケだけど、ロコたちは自分の贔屓のお店を持っている。ノースショアの住人にどこのポケが1番好きか、と聞くと帰ってくる答えはいつも大体同じ。「ポケと言えば、あそこがノースショアでは1番おいしいよ。いや、島1番だ」と皆、豪語する。

 

 ロコに愛され、彼らに島一番と言わせるポケはノースショアの終りカフクの町にあった。水はけの悪い駐車場に飾り気のない建物。ポケを販売している看板などは一切ない。そんなやる気のなさがとてもノースショアらしい。ロコたちに教えてもらわなかったら、ここがポケの名店だとは思いもしなかった。古びた扉を開けて中へ入ると、奥のカウンターには新鮮なポケがお行儀よくならんでいる。その中でも、しょうゆの味をじっくりしみ込ませたショーユ・ポケがここの名物。醤油味のマグロがごま油の風味とタマネギの香味と絶妙に絡み合って、いつ食べてもビールか、白いご飯かパートナー選びを迷ってしまう。

カフク・スーパーレット

アンティ

 今日はどっちにしようと考えていたら、裸足にサーフショーツ1枚のロコキッズたちがドタドタとお店に流れ込んで来た。サーフィンからあがったばかりなのか、足には砂がついている。そのロコキッズたちは迷うことなくカウンター越しのアンティ(ハワイのローカル用語:おばさん)に言った。「アンティ、いつものね。」アンティは、顔色ひとつ変えず、「はいはい」と言って、プラスティックの容器に半分だけご飯をいれ、その上からタレたっぷりのショーユ・ポケをかけたのだ。いつものって何だろう?と思って見ていたが、これがカフク・スーパーレットの隠れロコメニュー・ポケ丼と私の出会い。以来、私は迷うことなくこのポケ丼をオーダーしている。これなら露ダクになったご飯をポケと一緒にビールで流し込めるから、ビールかご飯か迷わずに済んで1度で2 回おいしい。

ポケ丼

 ノースショアに来たらロコに混じってぜひこのポケ丼を食べてみてほしい。愛想のあまり良くないアンティにライス入りをオーダーするのはちょっと勇気がいるかもしれない。でもそんな愛想の無さもまたご愛嬌。田舎にあるおじちゃんとおばちゃんが経営するような万屋風の店では、都会では味わうことのできない素朴さに出会うことができる。

 

岩藤夕子

岩藤夕子

ノースショアのことならここ!www.ad-northshore.comのハワイ代表。ゆる~りと時間が流れるストレス・フリーのノースショア ローカルライフの様子をブログにて公開中。Made in Hawaii にこだわったオンラインショップも密かに人気。チワワの愛犬チーキーとビーチで過ごす時間が何より幸せ。

 

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※アロハストリート2009春号に掲載した記事です。

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