絶叫ボート「ホノルル・スクリー マー」にお呼ばれの巻

絶叫ボート「ホノルル・スクリー マー」にお呼ばれの巻

公開日:2006.10.25

更新日:2017.06.25

編集部体験レポート

ハワイお呼ばれレポート

1420馬力のターボエンジンの絶叫ボート体験!
「ホノルル・スクリーマー」にお呼ばれの巻

 アローハ! 内田佐知子です。
 先日、ハワイでは初の団体乗客用スピード・ボート、その名も「ホノルル・スクリーマー」が誕生。10月6日、試乗会があるというので、ケワロ湾まででかけてきました。なにもわからぬまま、行ってみたのですが、そこには関係者の方たちが大勢。同じく招待されていたアロハストリート編集部スタッフ(ユカリン&タカシ)たちと、同席させて頂きました。わたし、実はすんごい船酔いするんです…。取材とはいえ、けっこうテンパってました。それでは「ホノルル・スクリーマー」ご紹介します!

■みんなの夢をのせた「ホノルル・スクリーマー」
 この日はとってもアツかった…。ケワロ湾につくと、ありました!「ホノルル・スクリーマー」。イエローの母体にコワい顔が描かれているので、ものすごい揺れるのでは…と不安。何度も言いますが、わたしは船酔いするんです。船だけは勘弁してという感じ。
 「ホノルル・スクリーマー」の社長、グレッグ・ロングネッカーさん、そして奥様のメイミーさんがスピーチをしてる横で、お呼ばれの皆様方はププなどをつまんで楽しそうに歓談していましたが、わたしはププが実はまったく喉に入らず(笑)。
 友だちに「ちょっとは食べたほうがいい!」とマジメに心配され、パンのかけらだけお腹にいれて、あとはひたすらアイス・ティーを飲みまくり。船に乗るための精神統一に入りました。

 「ホノルル・スクリーマー」という位だから、コワいんだろうと、おろおろしながら社長のグレッグさんの話を聞いていると、なにやら、グレッグさんが2年前、このボートでみんなが笑顔で楽しんでる様子を、夢で見たんだそう。どうかこれが現実になりますように、と祈り続けたら、見事2年後、ほんとに夢が叶ったそうです。ルカの福音書1章37節には「神にとって不可能なものはひとつもありません。」というスクリプチャーがありますが、誰でも祈れば夢は叶うという、ドリーム・ボートとしても皆さんのお役に立ちたい…。そんな意味も込めた、ステキな絶叫ボートだったのです。

 2年を経て1億円もの資金が集まりボートも完成。ボートはアメリカ本土のニュージャージーから、はるばるカリフォルニアのロングビーチを経てホノルルにやってきたそうです。へ~、そうなのか~と感心しながら、午後2時、ボートに乗り込みました。


▲準備されたププは、新鮮なカット・フルーツをはじめ、カルア・ピッグの春巻き、エンジェル・ヘアのパスタなど。ユカリンの食べっぷりを横目に、私はパンだけ…(涙)。

▲社長のグレッグさんと奥様のメイミーさんからのご挨拶。夢はまだまだ叶う!と勇気付けられた言葉でした。

▲ランチを済ませたはずのタカシも、目の前にあるププにはつい手が出てしまったようす。いいなぁ、私だって食べたかった…。

▲さあ、いよいよ「絶叫クルーズ」が始まります!ふざけた顔で写真を撮ったものの、心臓バクバクです(苦笑)。

▲さすが、ハワイのセレモニー。ハワイアン・ミュージックとウクレレは必須ですね。

▲49人乗りのボートに、びっしり乗船したゲストたち。ノリノリなアップテンポの音楽と、これから始まる未知なる世界にワクワク、ドキドキ顔。

■30分のウェーブとスピン体験!
 乗客は49人乗り。1,420馬力の「ターボチャージ・ディーゼルエンジン・パワー2・ウルトラ・ジェット」なる恐ろしく強そうなエンジンを搭載したこのボートの時速は40マイル(およそ64キロ)で、ケワロ湾からダイヤモンドヘッド周辺までを約30分で往復。わたしはラジオの取材もあったので、機材をジップロックのバッグにいれ、準備を始めました。でも、みんなそこまで心配していないようで、高そうなカメラを持ったカメラマンさんなども、のんきに乗ってました(笑)。
 船が転倒した場合のセイフティチェックの説明を受け、いざ出発。ブヲーンというエンジン音をたてながら、ゆーっくりケワロ湾を出て、アラモアナ・ボウルズでサーフィンをするサーファーたちを横目に、さらに沖のほうへ。ノリノリの音楽をかけながら、なんだかスピード早くなってきました…。


▲もしもの時の救命具の説明も、日本語&英語でしっかり確認できるから安心!

▲「ワイキキ・スクリーマー」が、たくさんのサーファーたちの横を通り過ぎると、その派手なペイントにみんな釘付け!

▲ケワロ湾を出るやいなや、猛烈なスピードに! 髪の毛も総立ちです!

■かなり絶叫
 あーー、やばい、やばーーーい! スピーーン! ボートでも人でもなんでもいいから、とりあえずしがみつく! すんごい波がたって、右側に座ってた人たちはかなり水に濡れて、ぐしょぐしょになってましたねー。でもこれはきっと、毎回グレッグさんの気分によって、どの席が濡れるかは違うと思います(笑)。いやいや楽しい。1番怖がってたくせに1番うるさかったかもしれません。みんなノリノリで、ジェットコースターの時みたいに手をあげて「イエ~~~イ」と叫びながら乗ってみたり。そうそう、ちなみにこのボート、身長が102cm以上でないと乗船できないのですが、160cmある私でも、アメリカ人サイズに作られているからか、ボートの席に座ると足が床につきませんでした…(悲)。

 そんなわけで、30分はあっという間。えーもう終わりー? そんな感じ(笑)。気付けば船酔いなんて全然しませんでした…。わたしが大丈夫だったんだから、船に弱いから…なんて思っている人も、絶対に大丈夫ですよ! 帰りは余裕でワイキキやアラモアナの景観を満喫して、気持ちよく海の風に吹かれながらケワロ湾に戻ってまいりました。きゃーきゃー楽しんでいたわたしを横目に「もったいないなあ…動画で見せたかった」とぼそっと言うタカシ。みなさんご迷惑おかけしました(笑)。楽しかった! みなさんもハワイにお越しの際は、ぜひ「ホノルル・スクリーマー」に乗ってみて下さいね!


▲ほーら、この通り。床に足が届かない私の足(笑)。

▲ギャーオー! 写真からも叫び声が聞こえてきそうなユカリン。

▲すさまじい速さで繰り返されるスピンに吹き飛ばされそうー。

▲派手な船体の「ワイキキ・スクリーマー」が、ワイキキ沖やアラモアナ沖を激しいスピンをしながら走り抜けます。

▲過剰に船酔いを心配していた私も、まるでスプラッシュ・マウンテンのような動きに大興奮!

▲豪快にバシャッ! と降りかかる水しぶきはビックリするけれど、これがまた気持ちいいー。

取材を終えて
 ハワイ州では、団体乗客用のスピードボートは、この「ホノルル・スクリーマー」が唯一。アクション映画で、ボートがスピンしているシーンとかよくありますが、あれを自ら体験できちゃうのです。かなりお腹に力がいりますけど、とってもおもしろいのでおススメですよ。「ホノルル・スクリーマー」は、現在1日3便運行しています。
 ワイキキからの送迎も無料で、ピックアップ地点はシェラトン・ワイキキ、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ、ワイキキ・ビーチマリオット・リゾート。濡れてもオッケーな格好でぜひ参加してみては? プライベート・チャーターも可能だそうです。お友だち同士で乗れば楽しさも倍増です!

ホノルル・スクリーマー
Honolulu Screamer

電話:591-8669(日本語)
Email:info@xtremeparasail.com
料金:大人$36、子ども$28(税別)、※身長102センチ以上

公開日
: 2006年 10月 25日

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