米国とイスラエルがイランとの戦争を開始して以来、ホルムズ海峡でタンカーの立ち往生が発生し、原油価格が1バレル$100ドルを突破し、ハワイを含む全米各地でのガソリン価格が高騰している。
AAA(全米自動車協会)によると、ハワイ州での1ガロンのガソリンの平均価格は、先月より$1以上増の$5.50ドルに達しており、多くの市民が車の運転を控えることなどで乗り切ろうとしている。
原油価格の高騰は、ディーゼル燃料の価格にも影響を及ぼしており、現在、1ガロンあたりのディーゼル燃料の平均価格は、$6.80と急騰。ハワイ延縄漁業協会の事務局長であるエリック・キングマ氏は「ディーゼル価格が先月と比較して2倍以上に跳ね上がっているものの、船を港に係留して休漁すれば、停泊している間は収入が途絶えて赤字になりますし、かといって漁に出れば、さらに大きな損失を被るリスクがあります。いっぽう、魚の価格は競売によって決定されるため、漁師たちは燃料費の高騰分を魚の販売価格に転嫁することができません。今後、数カ月は厳しい状況が続くと予想しています」とコメントしている。
なお、石油業界の専門家らは、イランでの紛争が終結し、海峡の航行が再開されるまでは原油価格は高止まりが続くとの予想を発表。消費者擁護団体は、ドライバーに対し、一定の速度を保って走行したり、交通量の少ない時間帯を選んで運転したりするほか、積載物の重量を最小限に抑え、タイヤの空気圧を適正に保つなど、運転時に燃費の最適化を図るよう助言している。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ

