オアフ島のアロハスタジアムでは、新スタジアムの建設プロジェクトに伴い、旧スタジアムの解体作業がスタートしている。

アロハスタジアムではすでに、電気や水道などの供給停止となっているほか、有害物質の撤去作業がスタート。その後、州とアロハ・ハラワ・ディストリクト・パートナーズが協力して備品の撤去を行い、約10ヵ月にわたる本格的なスタジアムの解体作業が開始される予定となっている。

州当局は、解体作業の進行に伴い、防塵フェンスが設置され、粉塵対策などが行われるとしたほか、工事実施時には交通整理を行い、周辺の交通渋滞緩和などに努めるとコメント。また、管理委員会は、開発業者にスタジアムの写真を撮影するよう依頼しており、一般の人々がプロジェクトの進捗状況を把握できるようにし、地域住民にすべての活動状況を常に伝え、発生する可能性のあるあらゆる混乱に備えられるようにしていくとしている。

なお、旧スタジアムの解体と新スタジアムの建設作業のほとんどは平日の勤務時間内に行われる予定で、新しいアロハスタジアムは2029年3月に完成見込みとなっている。

参考：ハワイ・ニュース・ナウ