古代ポリネシアで用いられていた木造航海カヌー船のレプリカとして知られるホクレアと姉妹船のヒキアナリアが、ニュージーランドのオークランドに寄港。多くの関係者が参加して歓迎式典が開催された。
歓迎式典に参加したポリネシア航海協会のナイノア・トンプソン会長は「私たちは最年少の部族として、学ぶべきことが非常に多いことを理解しています。今日は家族という価値観に基づき、故郷への愛を礎として、親切で平和的で思いやりのある存在となる日です」とコメントしている。
また、ハワイアン航空のコミュニティ・文化交流担当ディレクターのデビー・ナカネルア=リチャーズ氏も「ハワイアン航空とポリネシア航海協会、そして特にホクレアとの関係は、まさに愛情の絆です。1975年にカヌーが初めて建造された当時、私たちは最初の支援者の一つで、その成長、継続、そして知識の継承を見守ることができたのは、本当に光栄です」と語っている。
なお、ホクレアは2026年1月中旬にドック入りし、その後、ミクロネシアとフィリピンへの航海をスタートする予定となっている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ

