アメリカ海洋大気庁(NOAA)は、今冬のハワイ州での降雨量が平年を上回るとの長期予想を発表。当局は市民に対し、大雨に対する備えを行うよう呼び掛けている。
ハワイ州の雨季は10月から4月までで、当局によると、世界的に弱いラニーニャ現象が発生していて、その状態は冬の間も続くと予想。降水量は2026年の早春まで平年を上回り、とくにハワイ州の北西部でその確率が高くなる可能性が高まっているとしている。
なお、NOAAでは市民に対し、降雨量が平年以上となって冠水するような状況等になった場合には、水の流れが速い道路を運転したり洪水の発生した小川を歩かない、落雷の可能性が高まることを想定して行動することや、洪水発生時の避難計画を準備しておくといった注意事項を明らかにしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ

