アサルトライフルの新規販売禁止法案が委員会で承認

2025.04.29

日刊ローカルニュース

州の上下両院合同委員会は24日(木)、州内でのアサルトライフルの新規販売を禁止する法案「SB401」を承認。州議会で最終投票にかけられることが決定した。

今回、上下両委員会で承認されたアサルトライフルの新規販売禁止法案は、10発以上の弾倉を持つ半自動小銃や散弾銃の販売や輸入を禁止するもので、そのほかにも、銃剣マウント、追加ハンドル、折りたたみ式ストックといった軍用仕様の装備を備えたものも禁止するというもので、上院司法委員長のカール・ローズ氏は「弾倉の大きいAR-15スタイルのライフルは、リロードの必要なく撃ち続けられるため、大量殺人犯に好まれています。しかも、最大100発もの弾丸を装填できるキャニスターも備えています」と語り、アサルトライフルの新規販売禁止は銃器による暴力的な事件の防止につながるとしている。

一方、銃の権利擁護団体は、これらの種類の銃器の弾倉は10発しか弾丸を装填できないように設計されていると指摘。また、一般的な狩猟用ライフルの一部が突然違法になる可能性もあり、もしこの法案が成立すれば、一般的な狩猟用ライフルを保持している人々は一夜にして重罪犯となってしまうとコメント。同案が成立すれば直ちに異議申し立てを行う可能性があるとしている。

なお、同案の提案者たちは、この法案が発効する前に合法的に登録された武器はそのまま登録されるため、同法案に問題はないと主張。同委員会では新法案に、登録された所有者の配偶者や相互受益者などに武器の所有権を譲渡し、譲渡を受けた者がその武器の許可証を取得できるようにするとした武器の譲渡を認める文言を追加している。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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