ホノルル市当局は、オアフ島カネオヘ地区にある通称「天国への階段」と呼ばれている立ち入り禁止のトレイル、ハイクステアーズでの取り締まりを実施。不法にトレイルに侵入したとして約40名に対して違反チケットを発行したと発表した。

ホノルル警察当局によると、20日（土）と21日（日）の2日間の取り締まりで、ハイカーに60件の警告を出し、第2級不法侵入で8件の出廷、25件の駐車取締りを行ったほか、22日（月）の正午までに、軽犯罪である第二級不法侵入で37件の出頭命令を出したとしている。

「天国への階段」は、安全性の問題などから、1987年より一般の立ち入りが禁止となっているものの、絶景がのぞめるトレイルコースとして知られていて、立ち入り禁止後も多くの不法侵入者がトレイル内に立ち入っていることが長年にわたって問題視されてきた。

なお、市の広報担当者は、階段を解体するプロジェクトが開始されており、当局は今週中にも階段等の撤去が始まる見込みで、トレイルへの立ち入りは違法となっているほか、撤去作業で用いる重機などがあって安全ではないとして、市民に対してトレイルへは立ち入らないよう呼び掛けている。

参考：ハワイ・ニュース・ナウ