ハワイを代表するウクレレメーカーのひとつ、コアロハ。美しく温かいその音色を生み出すオーナー夫婦（パパ＆ママ）にお話を聞きました！

今のコアロハがあるのはママのおかげ

　もともとアクリル製品の会社を経営していたのですが、ある日オオタサン（ウクレレの神様！）から「ミニチュアのウクレレを作ってほしい」と言われたのがきっかけでした。実際に弾ける小さなウクレレは評判になった。でも、通常サイズのウクレレを作るようにアドバイスしてくれたのは、ママなんです。私自身は、そんな気はなかったんです（笑）。でもママの言うことを聞いて、楽器としてのウクレレを生産し始め、みなさんに愛されるようになったというわけ。だからね、今こうしてみんなが笑顔で仕事していられるのはママのおかげなんですよ。心から感謝しています。（パパ）

家族が一緒に働けるのが何よりの幸せ

 
　コアロハ（KOALOHA）の名前はね、コア（ウクレレの材料となるコアの木）とアロハの言葉から生まれています。言葉の奥に「愛」がいっぱい込められているんですよ。だから、ここではみんな家族のように仕事をしています。息子たちはもちろん、ほかのスタッフもみんなオハナ（ハワイ語で「家族」）。そして、コアロハのウクレレを愛してくれるすべてのアーティストも、もちろんオハナです。だから、作り手である私たちの想いがちゃんと伝わるように、ていねいにひとつずつ作り上げていくんです。コアの木を乾燥させるだけで6 週間くらいかかり、そこからまた時間をかけて仕上げていきます。（パパ）

　その様子は見学もできるので、ぜひ遊びに来てくださいね。この工場には、神様がいるんですよ。いつも、私たちのことを見守ってくれているんです。（パパ）

和食が大好き！ でも一番好きな場所は…

　私たちはみんな、和食が大好き。だから家族で出かけるのは、どうしても和食のレストランが多くなりますね。家から近いこともあって、与平寿司や八景レストランへ行って、わいわい食事したりするの。あとは、この工場や自宅で家族とのんびりすることが多いわ。やっぱり居心地がいいし、かわいい孫たちもいるしね。（ママ）　今後、とても大きなプロジェクトが動く予定もあるので、家族で力を合わせて楽しくがんばっていきたいと思ってますよ。アロハの気持ちを込めて、幸せな音を奏でるウクレレを作り続けます。（パパ）

コアロハ・ファクトリーの近くにある与平寿司は、新鮮なネタを使ったおいしい和食が食べられる人気店！ 鍋焼きうどんも最高！

ママさんのオススメ！ おしゃれなカードやギフトを探すのにぴったりのホールマーク。

「クイーン・エマ・サマーパレス」でフラを習っているというママさん。ここは、エマ王妃の別荘だった場所で見学することもできる。

家族で外食するならやっぱり和食！鉄板焼き、お寿司などメニューをいろいろ選べるので、息子さんたちと一緒にでかけるそう。

ピアス好きなママは「ナ・ホク」や「マウイ・ダイバーズ・ジュエリー」がお気に入り。「ママはお洒落なんですよ」とパパさん。

おふたりが一番落ち着くのはコアロハの工場＆ショールーム。見学や買い物に直接訪れるファンも多い。ちなみに、ランチは必ず家族＆スタッフみんなで一緒なのだそう。